今年は4月に個展「生成と観察」を東京・吉祥寺 百年で開催し、11月に発売されたSatomimagaeのEP『Colloid』(RVNG Intl.)のカヴァー・アートを手がけたことも話題のアーティスト・Akhira Sanoが、ソロ・エキシビション「可能性のパースペクティブ」を東京・高円寺 FAITHで12月16日(木)から26日(日)まで開催。
“不完全性 / 不規則性 / 不可逆性”をコンセプトに、ドローイング、グラフィック、ビデオグラフィ、楽曲制作など多岐に亘る制作を続けるSano。同展では、ドローイング作品、立体作品、映像作品の展示販売に加え、新作のインスタレーション「可代替性トークン」を出展。Tシャツやトートバッグなどの関連アイテムも販売され、通信販売も予定されています。
『可能性』とは潜在的な発展性のことを指し、AIや拡張現実はまさに可能性そのものなのかもしれない。同時にそれは非常に受動的な可能性である。世界的なパンデミックで旧来の価値観が一変した現在は、それらがより顕著になってきたように感じる。
本展は可能性が与えられた不完全性を、私達側からパースペクティブ化し、捉え、共有していく試みである。
また、昨今のNFTに対し、権利を証明しない作品『可代替性トークン』というインスタレーションも発表。前回の個展で発表した『generating』と併せて、全日程で公開します。
――Akhira Sano
■ Akhira Sano 個展
可能性のパースペクティブ
2021年12月16日(木)-26日(日)
東京 高円寺 FAITH
〒166-0003 東京都杉並区高円寺南4-2-10 伊澤ビル
13:00-19:00 | 月曜定休
入場無料
Gallery