©SATORI FILMS FRANCE 2019 ©Pascale Montandon-Jodorowsky
アレハンドロ・ホドロフスキー監督最新作『ホドロフスキーのサイコマジック』(原題『Psychomagic, An Art That Heals』)の公開日が、SARS-CoV-2感染拡大による緊急事態宣言の延長を受けて6月12日(金)に再延期。これに伴い、「UPLINK」が運営するオンライン映画館「UPLINK Cloud」にて当初の公開日である4月24日から実施されている先行配信も、6月11日(木)までの延長が決定しています。
『エル・トポ』(1969)、『ホーリー・マウンテン』(1973年)、『リアリティのダンス』(2013)、『エンドレス・ポエトリー』(2016)などの話題作で知られるホドロフスキーが、自身考案の心理療法“サイコマジック”での診療の様子を捉えた『ホドロフスキーのサイコマジック』。ホドロフスキー映画における数々のシーンが、いかに“サイコマジック”の技法によって貫かれているかを解き明かす内容となっています。
■ 『ホドロフスキーのサイコマジック』
2020年6月12日(金)劇場公開
配信: 2020年4月24日(金)14:00-6月11日(木)14:00
https://uplink-co.square.site/psychomagic
監督: アレハンドロ・ホドロフスキー
出演: アレハンドロ・ホドロフスキー / アルチュール・アッシュ
2019 | フランス | 100分 | 5.1ch
日本語字幕: 比嘉世津子 / デザイン: 中村友理子(HOOP) / コラージュ: 河村康輔
配給・宣伝: アップリンク
[あらすじ]
アレハンドロ・ホドロフスキー監督最新作として完成した『ホドロフスキーのサイコマジック』は、彼自身が考案した心理療法「サイコマジック」の、実際の診療の様子を紹介する映画体験。過去の監督作品の映像素材も加え、ホドロフスキー映画における数々のシーンが、いかに「サイコマジック」という技法によって貫かれているかが解き明かされてゆく。彼は、自身をフロイトと対置した上で、「サイコマジック」は科学が基礎とされる精神分析的なセラピーではなく、アートとしてのアプローチから生まれたセラピーであると語る。長年にわたり個人のトラウマに応答する一方、社会的な実践「ソーシャルサイコマジック」を展開する様子を提示する。
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