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昨年元アメリカ合衆国大統領バラク・オバマが自身のFacebookで『アナイアレイション -全滅領域-』『ブラックパンサー』『ブラック・クランズマン』と共に“Favorite Movies of 2018”に選出して話題となったカルロス・ロペス・エストラーダ（Carlos López Estrada）監督の長編デビュー作『ブラインドスポッティング』が、8月30日（金）より東京・新宿武蔵野館、渋谷シネクイントほかにてロードショー。上映開始に先駆け、予告編が公開されています。
これまでにBillie Eilish「When the Party’s Over」、Father John Misty「Mr.Tillman」、Joey Dosik「Inside Voice」、Thundercat「Them Changes」など多くのMV作品を手がけているメキシコ出身のエストラーダ監督が、人種、格差が生む齟齬・軋轢を、カリフォルニア・オークランドを舞台に黒人と白人のすれ違いと友情を通じて浮き彫りにする同作。脚本は、主演も務める共にオークランド出身のダヴィード・ディグス（Daveed Diggs）とラファエル・カザル（Rafael Casal）が担当。ディグスはYOUTH CODEのリミックスも手がけるエクスペリメンタル・ヒップホップ・トリオclipping.の一員として名門「Sub Pop」から作品を発表するのみならず、ソロでもBusdriverのコラボレイターとして知られる人物。カザルもラッパーとして3作のソロ・アルバムを発表し、clipping.作品にも関わった経歴の持ち主だけに、重要なシーンでは台詞としてラップが印象的にフィーチャーされています。
なお劇中では、過去にデュオでミックテープを発表しているディグスとカザルの「Not A Game」に加え、Clyde Carson、D-Lo、Kehlani、Mac Dre、Mistah F.A.B.などオークランドのミュージシャンによる楽曲も多く使用されています。
■ 『ブラインドスポッティング』
2019年8月30日（金）より 東京・新宿武蔵野館、渋谷シネクイントほかにてロードショー
http://blindspotting.jp/
［あらすじ］
俺たちには、同じものが見えていると思っていた――
指導監督期間残り3日間。地元オークランドで何の問題も起こさずに、無事に乗り切ることができるのか――。
オークランドが地元で黒人のコリン（ダヴィード・ディグス）は指導監督期間の残り3日間を無事に乗り切らなければならない。
コリンと、幼馴染で問題児の白人マイルズ（ラファエル・カザル）のふたりは引越し業者で働いている。
ある日、帰宅中のコリンは突然車の前に現れた黒人男性が白人警官に追われ、背後から撃たれるのを目撃する。
発砲現場を目撃したことを切っ掛けに、コリンとマイルズは互いのアイデンティティや、急激に高級化する生まれ育った地元の変化などの現実を突きつけられ、2人の関係が試されることとなる。
コリンは残り3日間耐えれば自由の身として新しい人生をやり直せるのだが、問題児マイルズの予期できぬ行動がそのチャンスを脅かす。
物語はオークランド育ちの親友2人の間にある、見えない壁を次第に曝け出す。
監督: カルロス・ロペス・エストラーダ
脚本: ダヴィード・ディグス / ラファエル・カザル
出演: ダヴィード・ディグス / ラファエル・カザル / ジャニナ・ガヴァンカー / ジャスミン・ケパ・ジョーンズ / ウトカルシュ・アンブドゥカル
2018年 / アメリカ / 英語 / 95分 / 日本語字幕: 柏野文映 / 原題: BLINDSPOTTING
配給: REGENTS
宣伝: ビーズインターナショナル
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