Photo ©マ
昨年はCVNとのシングル『flashback』やEP『sunkissed』などが好評を博したcyber milkちゃん(ぱちぱちコズミックコンピューター!)が、『ଘ 電脳牛乳 ໒꒱』以来約2年ぶりのフル・アルバム『flesh』をリリース。3月12日からの配信開始に合わせ、JACKSON kakiが制作したヴィジュアライザーや、文筆家・つやちゃんによるテキストが公開されています。
CVN、_goodbyeforever_、E.O.U.、Eulalie、Kazuki Koga、LSTNGT、PARKGOLF、Telematic Visions、toiret status、Urisをプロデューサーに迎えた全10曲を収録。マが撮影を手掛けたカヴァー・フォトは、JACKSON kakiによるアートディレクションのもとで制作されています。
ラッパーのcyber milkちゃんがアルバム『flesh』を2025年3月12日にリリースする。アートディレクション、VisualizerはJACKSON kakiが担当した。
cyber milkちゃんはSoundCloudを舞台に音楽活動を開始し、昨今は各種大手ストリーミングサービスでも数々の楽曲をリリース。インターネットに漂う儚さや毒気、あるいはジャンクな感覚に立脚しながら、エッジィなエレクトロニックミュージックを消化する中で新世代の“kawaii”美学を打ち立ててきた。今作では、_goodbyeforever_、Eulalie、E.O.U.、Uris、LSTNGT、PARKGOLF、Telematic Visions、toiret status、CVN、Kazuki Kogaという多岐に渡る異才10名をプロデューサーに起用。全10曲全て異なるプロデューサーが参加しながらも、BPMを統一することで、アルバム全体が一つの作品として成立しているような印象を与える。1曲目から10曲目まで、あらゆる手触りのテクスチャが顔を出し、それぞれが時にグロテスクに、時にキッチュに鳴ることで“kawaii”の概念を塗り替えていくさまは圧巻。また、楽曲とアートワークが相互に影響を与え合うことで、デジタルと生身の境界はより曖昧になり、不気味なシュールアート的愛らしさも立ち上がっていく。
ビートが脈打つ、かわいさがバグる。kawaiiシステム、リブート完了。
――つやちゃん
■ 2025年3月12日(水)発売
cyber milkちゃん
『flesh』
https://linkco.re/Z4m7xrxZ
[収録曲]
01. supernal form Prod. _goodbyeforever_
02. metallic oxide Prod. Eulalie
03. milky aspiration Prod. E.O.U
04. ecstatic heart beat Prod. Telematic Visions
05. aqua green Prod. Uris
06. indelible energy Prod. LSTNGT
07. born bliss Prod. PARKGOLF
08. mad substance Prod. toiret status
09. puffy thoughts Prod. CVN
10. life kicks Prod. Kazuki Koga
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