TOGA TRIANGLEがdeepblueseaとのフライヤー展「Printed Encounters」を開催 展示設計は清水琳名


 ファッション・ブランド「TOGA」が東京・青山に構えるフラッグシップ・ストア「TOGA AOYAMA」。その一角に設けられた展示スペース「TOGA TRIANGLE」が、エキシビション第10回「Printed Encounters」を京都の特殊古書店「deepbluesea」と共に11月29日(土)から12月30日(火)まで開催。

 同展では、「deepbluesea」主宰・熊澤隆仁が20年強に亘って自身の手で蒐集してきたフライヤー群をジャンルレスに展示。映像 / 空間美術、内装、什器制作、グラフィックといった多彩な表現形態を用いる美術家・清水琳名が展示設計を担当しています。

 初日の17:00からはオープニング・レセプションを実施。18:00~19:30には石黒景太(グラフィックデザイナー)と坂脇 慶(アートディレクター / グラフィックデザイナー)が登壇するトーク・イベントも行われます。

この20年、私は都市を彷徨うようにして、無数のフライヤーを集めてきた。
それらは、美術展、クラブ、実験音楽、ミニシアターと、
ジャンルを越えて私の手に届いた“遊びの痕跡”だ。
深夜のクラブで、カフェのレジ横で、あるいは人から手渡しで、
誰かが差し出した小さな紙片。
そこには、息苦しい都市をすり抜けるための回路、
知らない誰かと出会うための微かな兆しが宿っていた。

フライヤーとは、未知数に向けて放たれた都市への手紙だと思う。
その手紙を受け取るかどうかで、あなたがどれだけその街に潜れるかが決まる。
私はその手紙を20年分、受け取り続けてきた。

いま世界の多くの都市では、情報はSNSのタイムラインを瞬く間に流れ去っていく。
けれども日本では、なぜかフライヤーという印刷物が今なお街角で配られ、
手渡され、残され続けている。それは、匿名的なネットワークでもあり、
同時に身体の感覚と偶然の出会いに賭ける文化が、まだ生きている証でもある。
今回の展覧会では、2005年以降に制作されたフライヤーを中心にピックアップし、
そうした文化の“手ざわり”を記録すると同時に、遊ぶこと、出会うこと、
都市を信じることの可能性をもう一度思い出すための試みである。

――deepbluesea

TOGA TRIANGLE VOL.10 with deepbluesea
Printed Encounters

2025年11月29日(土)-12月30日(火)
東京 青山 TOGA AOYAMA

〒107-0062 東京都港区南青山5-3-5 ミル・ロッシュビルB1F
12:00-20:00
入場無料

Opening Reception
2025年11月29日(土)17:00-20:00
| トーク・イベント 18:00-19:30
登壇: 石黒景太(グラフィックデザイナー) / 坂脇 慶(アートディレクター / グラフィックデザイナー)

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