9月にD.A.N.主催のライヴ・イベント「TIMELESS」に出演して好評を博したデンマーク・コペンハーゲンのネクストジェンR&BシンガーErika de Casierが、今年5月に自主レーベル「Independent Jeep Music」からヴァイナル・フォーマットで発表した1stフル・アルバム『Essentials』。そのCDエディションが、ボーナス・トラック追加収録の国内盤(PCD-24891 2,400円 + 税)として12月4日(水)に発売。
近年SMERZをはじめ、Astrid Sonne、KHALIL、Peach、Xenia Xamanek López aka Equisなど、個性的なクリエイターが多く集う“K-Town”コペンハーゲン。『Essentials』は、同地屈指のハウス・コレクティヴ「Regelbau」からEl Trick aka Centralが全面プロデュース。Carl Barsk、Niels Kirk aka GlobalKirk、DJ Sportsも共同制作者として名を連ねています。
“Little bit”は、小さい頃、90年代のMTVを見ながら夢見ていた歌手になることが実現したような、そういう輝く瞬間が聞き取れて、16世紀の教会音楽のハープシコードのようなメロディーに荒んだ心が洗われていきます。
それは、Erika De Casierさんが、ベルギーとカーボ・ベルデの両親を持たれているということで、90s R&Bとクレオール音楽のピュアなミックスとしても聞こえる気がします。
――eminemsaiko
僕らD.A.N.が主催している“TIMELESS”というイベントで、Erika de Casierさんをゲストにお招きさせて頂いたのですが、透明感のある純粋無垢な笑顔がとても印象的で、かつその優しく軽やかに僕たちのハートをトリートメントしてくれる歌声に、虜になりました。
この目まぐるしく流行り廃りが変化するシーンの中で、彼女のこのEssentialsというアルバムは、ありのままの自分を肯定してくれるような寛大さと優しさに包まれる心地よさを恵んでくれることでしょう!
――櫻木大悟(D.A.N.)
コペンハーゲンという地名で既にソワついていたのですが、Erika De Casierの優しく愛らしい歌声と、El Trick(a.k.a. Central)の90s R&BやG-FUNKへの愛情と現代的解釈がとても心地よくマッチした作品となっておりました。オルタナティヴR&Bとしても、正統派R&Bとしても、素敵なソウルとしても捉えられる稀有な名盤。今の時代にEssentialな音楽だと思います。
――CE$(she luv it)
■ 2020年12月4日(水)発売
Erika de Casier
『Essentials』
PCD-24891 2,400円 + 税
[収録曲]
01. The Flow
02. Do My Thing
03. Good Time
04. Little Bit
05. Intimate
06. Puppy Love
07. Photo of You
08. What U Wanna Do?
09. Rainy
10. Space
11. Story of My Life
12. Intimate (Club Mix)
13. Little Bit (Sydlandsmix by Erika de Casier and El Trick) *
* Bonus Track
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