文・撮影 | アグネスパーラー
| 第20回: レモンと蜂蜜のジュース
最近、朝起きてすぐにラジオ体操をするようになりました。ラジオ体操って、ラジオの放送時間に毎日、と思うと続けられる気がしなくて、何度かやりたいなと思いながらも断念してきたことベスト3には入るかもしれない。でも、私はようやく気がついたのです。ラジオ体操の動画をネットで見れば早朝に起きなくても大丈夫だし、ちゃんと動きも確認できる。やや遅く来た革命でした。
ラジオ体操、私にとっては学校の体育や、子ども会の夏の一大イベントとしてわりと身近な存在でした。でもいつの頃からか全くやらなくなって、関係としては自然消滅というか、意識したわけではないけど気がついたら遠い存在になっていて、古い物というレッテルを貼っていたような気がします。
それなのに急にやりたくなったのには理由があって、とにかく運動不足なのです。それをどうにか解消したい。まず屋上で縄跳びを始めてみました。でも数日後に他の部屋の住人から「最近パタパタと物音がする」と相談され、それって私が跳んでいる音かもしれないと思って縄跳びは断念。人に迷惑をかけることはできません。次に意識的に歩き始めました。それは今でも続いているけど毎日たくさん歩けるわけでもないので運動としては星ふたつ。お金もかからず手軽に家でもできて続けられそうな運動、と考えたときに真っ先に思い浮かんだのがラジオ体操でした。
久しぶりに真剣にやってみたラジオ体操は思っていた以上にキツくて、鈍った身体にビシビシと効いているのを感じます。腕を上げて回すなんてことが日常にあるのか考えると、ほぼ皆無。ほんの数分間だけど第1、第2と続けてすることで全身が目覚めて心も達成感で充実するし、いろんなことが活性化する気がするのでおすすめです。
ラジオ体操について話すことも増えてきて、その中でびっくりしたのはラジオ体操第2をやったことがないという友達がいたこと。そんなことある?と思ったけど第1しかやらない方針だったのかもしれないし、日本って広いんだなと感じた出来事でした。
まだそこまで気温が上がっていない朝でも動くとうっすら汗をかいて身体も熱くなります。これからどんどん暑くなるし、そんなときは生搾りのレモンが入ったドリンクがおすすめ。熱中症対策にもどうぞ。
[材料]
| レモン 1個
| 蜂蜜 大さじ1
| 塩 ひとつまみ
| フレッシュミント 適量
[手順]
01 | レモンを搾りグラスに入れる。
02 | 01に蜂蜜を入れて、溶けるまでよく混ぜる。
03 | 02に水もしくはソーダ水、好みで氷、最後に塩とミントを入れる。
※ ミントはなくても大丈夫。水筒に入れて持ち歩くのもおすすめです。
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