Interview | 吉村 祥 (FOLK old book store)


空いたところは何が埋めてくれるか

 大阪・北浜のビジネス街のど真ん中にある本屋「FOLK old book store」。店内での展示やライヴ、イベントを開催するほか、日替わりで様々な店舗を招いて飲食の営業も行う、特殊で柔軟な店でもある。
 
 同店は2019年に新刊に力を入れるべく、新本の推薦型本棚「肝腎」を期間限定で新設。店長・吉村 祥がこれまで縁のあった作家、ミュージシャン、イラストレーター、会社員など、様々なジャンルの人々に自分が影響を受けた“内臓くらい大事な本”2冊のセレクトを依頼し、紹介文と推薦者のプロフィールとともに本棚に設置して販売するという取り組みを始めた。

 約2年間をかけて各回10名、100人が選んだ200タイトルが揃い、先日企画は終了。当初から構想にあった企画の書籍化を決断し、ついに2021年5月末に同店初の出版となる『肝腎』を刊行。スタートしたときには意図していなかったであろう、コロナ渦の今の時代に寄り添った、密度の濃い本ができあがった。同書の刊行を記念して、今年11年目を迎えるお店の歴史を振り返ると共に、『肝腎』ができるまでの経緯を吉村に聞いた。

取材・文 | 鷹取 愛 | 2021年4月

吉村 祥 (FOLK old book store)


――まずはFOLK old book storeについて教えてください。

 「2010年9月にオープンしたんですけど」

――11年前!
 「ね、怖っ(笑)!」

――何歳だった?
 「26歳のときでした。それまではうだつの上がらない生活をしていて。実家はサラリーマン家庭で、全然商売やってるとかじゃなかったんですけど、だからこそなのか、漠然とですけど憧れがあって。何屋でもよかったんですけど、本をたくさん持っていたので。漫画ばっかりですけど」

――集め始めたのはいつ?
 「中学生くらい。買うのが好き、集めるのが好き派の本好きなんで、アーカイヴが増えてゆく喜びみたいなのがありましたね。それで家の本棚がぐちゃぐちゃになって。これを売ることから始めようか、という。フリマも好きで、フリマでも古本売ったり。店に持ち込んだら、めっちゃ安く買い叩かれちゃうじゃないですか。それで5円とか10円とかだった本を、自分で値段決めて売ったら100円でも高いくらい。でも、買う人からしたら100円は安いでしょ。そういう、物の価値っておもしろいな、っていうのがあって。自分で値段を付けられるのいいやん、って感じでした」

――そうだね。古本には、自分の知識と経験でこの本はいくらだよ、って言えるおもしろさがあるよね。
 「だからもともとは古本屋から始まったんですけど、最初は本棚がスカスカで」

――今の場所でスタートしたの?
 「いや、前は天神橋っていう、川の向こうでやっていたんですよ。大阪天満宮っていう有名な天満宮の通り沿いで、お祭りのときはすごいとこなんですけど。ぽかんとしたいい街やな、くらいに思っていて」

――駅は北浜?
 「南森町ですね。最寄りは。そこにたまたま歩いて通りかかったら、物件が空いていて、並びに喫茶店があったんですね。それで入ってみて、隣空いてますかね?って聞いたら大家さんを紹介してくれて」

――え!そうやっていきなり喫茶店に入って「空いてますか?」って聞くのは、今どきの子はできないかも。まずはネットで調べまくってって感じかも。
 「ほんますね。そのときもネットはあったけど、スマホは今ほど浸透していない時代だったし、持っていなくて。パソコンも今みたいな使いかたはしていなかった気がするな。割と、お店に対して強くいけるんですよ。海外とか行っても。道端の人は怖いけど、お店の人は優しいじゃないですか」

――でも、やっぱ老舗の店とか昔からある喫茶店とかって怖いやん。
 「そっか。怖い体験とかしてこなかったんで、全く思わなかったです。まだ物心ついてなかったんで(笑)。お店開くまでぼやっとしてて。25歳までの記憶はほとんどないくらい」

――なんでやねん(笑)。
 「人に、お店始めてから顔つきが変わったって言われます。魂が入ったって。それまでほんまに、なんも考えずにぽや〜んと生きてたんで」

――就活とかもせずに?
 「就職は一応したんですけど、それもすぐ辞めちゃって。1ヶ月で辞めました。写真のスタジオだったんですけど、合わなくて」

――それで、今度は自分でなんかやろうってなったんだ?
 「そうすね。その後雑貨屋とかでアルバイトしていて、バイト先の人に、俺は20代のうちに店をやるぞ、とか言っちゃったんで。もうやるしかなくて」

FOLK old book store

――でも、雑貨の仕事してたから、物を売るっていうのをすでにそこで学んでいたんだよね。
 「そうですね。でも逆に、あれってこれのことやったんやって、お店を始めてからわかりましたね。あのときはわからんなりにやってたり。掛け率とか卸のこととかね。基本ぼやっとしてるんすよ」

――でもそれで11年続いているっていうのはある意味、気を抜くタイミングを知ってるからって思う。めちゃくちゃ真面目な人って、続けることがまず大変になっちゃうじゃん。
 「正気じゃできないっすよ、こんなこと。でも、新刊に力を入れ出してから、また新しいフェイズに行った感じがしますね」

――うん、それは感じる。ここ数年の新刊って特におもしろくない?
 「うん、いい本が多い。置き場所に困ってるくらいです。最初面置きでおしゃれに綺麗にやってたのに、もう入らんからどんどん棚挿しになっていって」

――なんでこんなにおもしろくなったんだろう?
 「自分たちの経験や知識も増えて、見える“解像度”が上がっていったんかもしれないですけどね」

――FOLKは、今は平日の昼間は「谷口カレー」が1Fで間借り営業をしていて、地下に本屋があって、って感じだよね。
 「カレーのランチ営業のあとは、木曜と金曜は、紅茶喫茶2CUPSがやっていて。日曜は露草社さんがやってくれてます」

――自分の店だけど柔軟に人を迎え入れてるよね。自分がいる時間も間借りしてもらうみたいなのは特殊な店だと思う。
 「でも助かってます。店を出て人と会ったり、展示を観に行ったりとかできますしね」

――南森町の時代は古本だけの店だったの?
 「その時点でも持ち込みはありましたね。ジンとか。今思えばですけど、あんなところに26歳くらいの若造が、ぽんって店初めたのって、自分でも“えっ”て思いますもん。そんでいきなり『Meets』とかも小さくですが載せてくれて。我ながら奇妙な店で、展示とかイベントもやっていて。最初は“penslifework”の展示をやったんですけど。penslifeworkさんもいろいろな出会いを運んできてくれました。その後は、劇団“快快 -FAIFAI-”のお花見パーティみたいなのを店でやって。それは『IN/SECTS』が繋いでくれたんですけど、『IN/SECTS』は、最初の『Meets』の記事を書いてくれたライター・村田さんが繋いでくれて、そのかたがいろいろな人を紹介してくれましたね」

FOLK old book store「高山 燦個展『フニ』クロージングイベントライブ」
2020年6月27日「高山 燦個展『フニ』クロージングイベントライブ」

――繋げてくれる人ってほんと重要だよね。
 「いやー、ほんまありがたいですねー。おもしろいもんで、ひとつの繋がりからどんどん繋がりますね」

――そこから始まって、1年後に今お店がある北浜の物件に移ったんだよね?
 「同時期にいい出会いがあって。南森町に鉄道広告社ビルっていうかわいいビルがあるんですけど、そこに大福書林から『喫茶とインテリア WEST -喫茶店・洋食店 33の物語』などを出しているBMC(ビルマニアカフェ)っていう人たちがいて。その人たちが鉄道広告社ビルを使って色々楽しいことをされてました。ギャラリー・hitotoも露草社もそこに入っていて、そのときに出会った人がいっぱいいるんですよ。前のFOLKがあった近くだったので、みんな来てくれてたし、こっちからも行ってたし。それで、BMCのメンバーのひとりが不動産屋さんで、相談したら今の物件を教えてくれたという」

――そしてこの北浜の、大きな窓から川が見える店が見つかって。かなり広いよね?
 「1F17坪くらい、地下もだいたい同じくらいですね。最初は1Fに本があったんですよ。地下は空っぽだったんです。展示とライヴを下でやっていて。でもライヴを1Fでやりたいって声が多かったんで、当時はその度に本の棚を寄せたり、本を下に移動させたりしていたんですけど、それだったら地下に本を移動しようってなって、今のかたちになりました」

FOLK old book store

――今は、FOLKのほかに「POL」という共同スペースもやっているんだよね。
 「そうですね。自分はPOLでは本を担当していて。2010年の同じ年に店を始めたギャラリー・pulpの田窪(直樹)くんと、2019年6月に閉店したHOPKENの杉本(喜則)くんと。杉本くんは、今はちょっとカルチャーに携わる仕事とは距離を置いてるんですけど。HOPKENに置いていたCDとかの在庫をPOLで販売してます。全員同じ歳です」

――2019年11月からスタートした新本の推薦型本棚「肝腎」の企画についても聞きたくて。自分が影響を受けた、“内臓くらい大事な本”2冊の紹介を、1ヶ月、10人に2冊ずつ、計20タイトルを選んでもらって、店舗の一角で販売するっていう企画だよね。さらにそれをまとめた本『肝腎』が5月に発売されることになって。この企画が生まれた経緯は?
 「“肝腎”の企画は、おおさか創造千島財団という大阪の財団から助成を受けて始めました。ここはいろいろな文化芸術の支援をしていて。いろいろ募集があって、書類作ったりとかは大変そうだと思ったけど、話をしに行って。3年間助成してもらえることになりました。それで企画書を出すだけ出してみますって話したんですけど、その頃新刊の取り扱いをちょうどやろうとしていたんで、新刊に絡めた展示や原画展を毎月やるので、それに助成金ください、って当時はそこまで詰めていない状態で持っていって。通ったんですけど、もう少し具体的にできないか?って言われて、アイディアなんかあるか〜と考えて。序文にも書こうとしていることなんですけど、その頃、同時期に人生で失ってしまったものがいくつかあったんですよ。それで“空いたところは何が埋めてくれるか?”っていう問いを自分に立てたんですよね。そのときに、人間があるとき失った部分を埋めてくれるものって、これまでに読んだ本とか、体験とか、そういうものちゃうかな?と思って。“そういう本ありますか?”っていうのをいろいろな人に聞いていこうかなと思ったんですよ。そこに新刊で入れれるものっていう括りをつけて、推薦された本を仕入れて、紹介文と推薦者のプロフィールとともに本棚に設置するという企画で。本は、紹介文が書かれた紙付きで販売するっていう。オファーは“アドリブ”です。たまたまそんときよくしゃべった人とかに、そんなんありますか?って聞いて」

「肝腎」メイン・ヴィジュアル
「肝腎」メイン・ヴィジュアル

――それ聞きたかった!人選の基準が気になってた。
 「なんかちょうどメール来た人とか」

――自分とのタイミングがあった人だね。
 「ほんまにタイミングだけ。展示ちょうどしてくれた人とか。ほんまに勘というか。イラストレーターのかたが多いですけどね。無理せず言える人に頼んでました。コロナもあったので、1ヶ月に10人じゃなくなっちゃたんですけど。全然文章送ってくれない人もいたりして遅れたり(笑)」 

――毎月10人に2冊ずつ本を選んでもらって、それを同時に販売するという試みで、本は売れました?
 「売れたものもあります。紹介文もいいし、買いやすい文庫本だと売れやすかったですね。毎回楽しかったですよ。知らない本を知れたりももちろんあったし、紹介文もすてきな文章やな、ありがとうございます、ってそのときも思ったんですけど。最近まとめる作業をやっていたら、夜遅くに作業しているのもあって、まとまっていくうちにどんどん感極まってきちゃって、胸熱くなって。みんなが個人的な思い出やエピソードとかをちょっと体重乗せる感じで書いてくれてるんが嬉しいな、というのと、今コロナ禍でふわふわしてる中で、自分がどういうもんに影響を受けてきたか、っていう原点みたいなところを振り返っているのが」

――そうだね。今はまさに、心と身体を振り返るタイミングだと思うから。よかったね。
 「いや、よかったな」

――始まったのはコロナ渦になる前だったけど、今すごいベスト・タイミングで。コロナ禍の本っていっぱい出てるけど、そういう意図がなかったのに、自然に意味合いを持っていくものってあると思うから。
 「ままごとの『わが星』も、最初の上演は震災前だったんですよね。後から意味持ってきてね。……めっちゃ泣いたな」

――いろんなジャンルの人が選書してるから、本を読まなかった人も本を読むきっかけになりそう。今、本当に読みたい本になりそうだね。
 「なってほしいっす。きっかけになれたらいいですね」

――「肝腎」で選ばれた本はどんなものが多かった?
 「印象的なのは、ちくま文庫率が高かったこと。ちくま、岩波は幅が広いんですよ。みうらじゅんの『いやげ物』や、安西水丸の初期の漫画もあれば、お堅い本もあって」

――選者が“肝腎な本”に出会った年齢で多かったのはいつ頃?
 「自分は高校大学時代で出会ったけど、もっと幼い年齢で合わせた人もおるし、最近の人もいますね。みんなのターニング・ポイントがそれぞれにあるんやなっておもしろさがあったな」

――吉村さんが選んだ“肝腎”な本のエピソードを教えてください。
 「高校の図書室の先生がカラッとしたおもしろい人で、“あれも読み、これも読み”っ言ってくれて。あの先生また会いたいなって思う人で。その人が、金城一紀や村上春樹、村上 龍などを教えてくれて。『69 sixty nine』とか読んでました。初めて長編を読んだのが村上春樹の『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』で、本に没入する感覚、初めて周りがなくなる感覚を得たんです。そのことを『肝腎』に書きました。河合隼雄の『こころの処方箋』というのと2冊挙げてます。『こころの処方箋』は、大学1年生の時に同級生の長身の大塚くんが林 真理子の本と一緒に貸してくれたんです。大塚くんは当時から大友良英のライヴに行ったりとかしてるような人で」

――企画で印象に残ったことは?
 「諸星大二郎を選んだ人が3人いたり、同じ回で佐藤雅彦さんの『プチ哲学』が被っていたり、他の同じ回でも林 明子さんの絵本『こんとあき』が被っていて。そういうのがおもろいなあと思いました」

――お客さんからの反応とかはあった?
 「“参加した人から聞いてきました”とか、そっと1、2回言われましたけど、あんまりないんです(笑)。でも意外とスッと買ってくれる人はいましたね」

――本に紹介文が挟まっているもんね。
 「お得でしょ。いい企画や。思いつきにしては(笑)」

――本『肝腎』はどういう構成になりますか?
 「選んでもらった本1冊につき1Pで、200Pとちょっとの本です。表紙、初めに、目次、本文、FOLKの紹介、最後の手段の漫画が蛇腹で入ってます」

『肝腎』

――この企画に最後の手段のビジュアルがあったのがすごくいいなと思って。なんで最後の手段に頼んだの?
 「それはこの企画自体がプリミティブな動機で始めたものなので、腎臓、内臓、宇宙、そういうイメージを表現してくれると思ったので。本のデザインはhitotoのタナカタツヤさんがやってくれています」

――デザインはなんでタナカさんに頼んだの?
 「タナカさんのデザインは確かなのは知ってたのと、知らん人にはこういう話を話せなかったのと、ちょうどしゃべるタイミングがあったのと」

『肝腎』

――この本を作ったことで、FOLKにとって何か変化はあった?
 「シンプルに仕入れルートが増えました。新しい取次を増やしたりとか。仕入れの厚みも増しました。品揃えが良くなりましたねって時々言ってもらえるようになりました」

――そうだね、いい店だと思う。FOLKは地下に本があることでひとりにさせてくれるので本に没頭できる。東京の大型本屋にもあるはずなのに見つけられなかったほしい本がFOLKでは見つかるとか。
 「とはいえ、FOLKはちゃんとできないジレンマもあって。でも、ちゃんとしたいという気持ちを捨てたら終わりだと思ってるんですよ。ちゃんとを目指すけどできへんっていうくらいじゃないと、今をキープできないですね。あきらめないという。でも、波があるんですよね。テンションの。これみんなに相談してるんですけど、みんなどうしてるんでしょう」

FOLK old book store

――世の中で一番偉いのは続けている人だと思っていて。自分の意思で同じことを続けたり店を続けるって、それだけ偉いと思うんだけどどうかな。気力ないときがあっても大丈夫じゃない?
 「かなり、ハードルを下げてもらった……。SNSの波もめっちゃあって。昨日まで、オープンしましたしか書けなかった。でも、今日は2つアップしました。こんなん入ってますって」

――そんなゆるいFOLKもいいと思うよ(笑)。あと、企画で自分自身が変わったことはある?
 「義務感が増しました。年度末までにやらなあかんとか。今までなかったことです。やらなあかん感は強いです。もう、締切ある系は辛いです(笑)。でも、締切あるからできたんやな。ありがたい話やな。お店初めて2010年から基本的にはひとりやから、ここまでにこうしようっていうのは長らくなかったんで」

――最初から本にしたいって思いはあった?
 「ぼんやり、第1回目のオファーから、ジンにしたいってことを依頼文にも書いていて」

――自分でジンって作ったことある?
 「0回です。訴えたいことないんですよ。何にも言いたいことないんですよ。だから人の言葉借りて、やっとできるって感じですね」

――次は何やりたいですか?
 「絵本ヴァージョンもいいなと思いました。イラストレーターさんの知り合いが多いので、イラストレーターさんに、影響受けた絵本はありますか?って聞いてみたいですね。今度は50人にしようかな。あとは、もう一つ立ち上げた、実店舗はまだ無い本屋“子どもの本屋ぽてと”をがんばってやりたいです。BIOMANに描いてもらったロゴを使ったグッズ展開とか、展示の企画も」

――さて、「肝腎」の企画をスタートして今年で3年目ですが、今後はどういう動きをしていきますか?
 「コロナの状況次第ですが、本を携えて行ったことない本屋さんとか、全国を回りたいですね」

――本があることで広がるね。
 「そうですね」

――『肝腎』に限らず、本を出版するっていうことは、前々からやりたかった?
 「いつかはっていうか、さっきも話したんですけど、伝えたいことがないんですよ。でも、人のことはやりたいんですよね。なんか恥ずかしいんでしょうね。俺なんかがっていうのがあるから。でも、ぽてとで絵本の出版もゆくゆくはしてみたいです」

――11年目のFOLKはそういう勢いで行くということで。『肝腎』も、ぽてとも楽しみにしています!

FOLK old book store Official Site | http://www.folkbookstore.com/

『肝腎』■ 2021年5月21日(金)発売
『肝腎』
税込1650円
B6 | 角丸 | 208ページ + 漫画10ページ(蛇腹) | 手帳製本
http://www.folkbookstore.com/?pid=159916371

[選者]
橋本亮二(出版レーベル「十七時退勤社」社長) / 七尾旅人(シンガー・ソングライター) / 谷端 実(イラストレーター) / コニシユウヘイ(某まんがプロダクション映像担当) / 大場ともよ(シンガー・ソングライター) / 北島敬明(パハプス オーナー) / 丸山晶崇(デザイナー, デザインディレクター) / 谷口智康(谷口カレー 店主) / 最後の手段(クリエイターチーム) / 吉村 祥(書店店主) / 筒井大介(絵本編集者) / 濱崎宏之(教員) / あおむろひろゆき(漫画家, イラストレーター, 会社員) / 山下賢二(ホホホ座座長) / 橋本博人(出版関連勤務) / ミヤザキ(イラストレーター, アーティスト) / スケラッコ(漫画家) / 吉川祥一郎(blackbird books 店主) / 朝野ペコ(イラストレーター) / 大井秀人(NEW PURE + 店主) / ユッカ・バッファロー(イラストレーター) / よしだみさこ(イラストレーター) / 金武啓子(福祉施設職員) / 權田直博(絵描き) / 大津萌乃(イラストレーター) / 鈴木裕之(野良ストレーター) / 原田晃行(Hi,how are you?) / 松村貴樹(編集者) / 川口まり絵(壬生モクレン店主) / 田窪直樹(ギャラリー・ディレクター) / 東南西北kiken(洋服のお直しkiken発出版レーベル) / 尾柳佳枝(絵描き) / 山口良太(アート・ディレクター, グラフィック・デザイナー) / オオルタイチ(音楽家) / 黒田明宏(ちのり文庫 店主) / 木村耕太郎(イラストレーター) / 奥村千織(書店店主) / 山田 翔(漫画編集者) / 宮崎千絵(絵本作家, イラストレーター) / 福田千尋(絵本作家, イラストレーター) / 杉本喜則(HOPKEN, POL) / 和久田善彦(編集者) / 阪口大介(株式会社サカグチワークス 代表) / 鳥居貴彦(開風社 待賢ブックセンター) / 露草社(兼業主婦) / 谷川 徹(アート・ディレクター, グラフィック・デザイナー) / 阿野まゆ子(北海道民芸店) / 北浦麻美(グラフィック・デザイナー, dieci staff) / 北浦和也(彫刻家, イラストレーター) / 米田雅明(ON THE BOOKS) / 川崎誠二(カレー屋) / 大塚結良(雑誌『広告』編集部) / 山本佳奈子(ライター, Offshore) / マタレーゼ・エリック(執筆者) / 瀧 亮子(出版業) / いとうひでみ(イラストレーター, 漫画家) / 高橋和也(SUNNY BOY BOOKS 主宰) / 鷹取 愛(企画業) / たけしげみゆき(インディーズ出版物のお店「シカク」代表) / 小野友資(クリエイティヴ・ディレクター) / 松永良平(ライター, 編集者) / きくちゆみこ(文筆業) / 成重松樹(写真作家, koko Mänty(kissa)主宰) / 寺田燿児(音楽, 漫画) / はまぐちさくらこ(画家, 絵本作家) / コタニカオリ(サロンモザイク 店主) / 岩田雅希(リノベーションの設計担当) / 小指(マンガ家, 随筆家) / 三上 洸(カレー屋) / いか文庫 店主 粕川ゆき(エア本屋店主) / 森本 恵(花森書林 店主) / 森 雄大(ミュージシャン) / タダユキヒロ(イラストレーター, コミック作家) / 福西悟一(ミュージシャン) / 竹内 厚(編集者, ライター) / 高山燦基(デザイナー) / 竹林はるか(食堂のおばちゃん) / 小前 司(Barnshelf 店主) / 少年アヤ(エッセイスト) / てんしんくん(イラストレーター, ミュージシャン) / millitsuka(イラストレーター) / マメイケダ(画家, イラストレーター) / BIOMAN(ミュージシャン, グラフィックデザイナー) / なかむらあきこ(マヤルカ古書店 店主) / 南田真吾(イラストレーター, ペインター, 会社員) / unpis(イラストレーター) / 内田ユッキ(artgallery opaltimes 店主, ペインター) / hitoto(ギャラリー・スペース) / 村上 豪(古本屋店主) / カワグチタクヤ(イラストレーター) / カヤヒロヤ(デザイナー, イラストレーター) / 石井嗣也(イラストレーター) / ピンポン食堂(やさしいおやつ屋) / みなはむ(絵描き, イラストレーター) / 堀部篤史(誠光社 店主) / 大橋裕之(漫画家) / 小林ラン(イラストレーター) / 禺吾朗(イラストレーター) / 石川直樹(写真家) / カシワイ(漫画家, イラストレーター)

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