角田 純がソロ・エキシビション「Automatic Writing」巡回展を東京・西麻布 CALM & PUNK GALLERYにて開催


 7月にソロ・エキシビション「Automatic Writing」を山梨・北杜 GASBONMETABOLISMにて開催した画家・角田 純(つのだ じゅん)が、同展の巡回展を10月19日(木)から29日(日)まで東京・西麻布 CALM & PUNK GALLERYにて開催。

 1980年代から主に広告 / 出版の分野でアート・ディレクターとして活躍し、1990年代以降に画家としての活動を開始した角田。同展には、新作大型絵画や、30年以上日課として続けているという筆でのドローイングをレーザーカッターで漆喰に印字した40枚組の作品を出展。原画数百点の展示販売も予定されています。


1990年代半ばより、ライフワークとして筆を使った線画のドローイングを続けてきました。絵を描く前の準備運動のように始めたものですが、最近になってこのドローイングと自分の今の作品とのつながりをより感じるようになりました。アメリカの実験音楽家ロバート・アシュリーの作品に「Automatic Writing」(1979年)という名盤がありますが、彼はここで言葉と電子音を初めて融合させたと言われています。自分の絵は音楽に影響を受けており、音を絵にすることは自分の一貫したテーマですが、本展ではこの曲のタイトルを引用し、絵画によって「Automatic Writing」を生成しようと試みました。事前に考えず、直感で自由に描く線画は自動書記の要素を元々持っていますが、今回は30年以上続けているこの線画をレーザーカッターを用いて漆喰に印字しています。それを40枚組で展示し、組作品の「Automatic Writing」として発表します。
そのほか、近年制作している文字を用いた作品や、Gallery Traxでも展示している植物をモチーフにした絵画も合わせて展示します。

――角田 純 

角田 純
Automatic Writing

2023年10月19日(木)-29日(日)
東京 西麻布 CALM & PUNK GALLERY
13:00-19:00

※ 月-水休廊

Gallery

角田 純 Official Site | http://www.juntsunoda.com/