Kazuma KubotaがJ. Plotkinリマスタリングの決定版2タイトルをリリース 朝生 愛、William Hutson (clipping.) がコメント


 ハーシュ・ノイズにカテゴライズされるサウンドながらも、ロマンティックな作風で幅広く支持され、Stephen Bishop aka Basic House主宰「Opal Tapes」からの最新作『Mind』も好評を博している埼玉・川越拠点のクリエイターKazuma Kubota。その初期代表作をリマスタリングした2タイトル『A Sense of Loss』(CD OOO-35 2,000円 + 税)、『January Thirty + Uneasiness』(CD OOO-36 2,000円 + 税)が6月3日(水)に「[…]dotsmark」から同時発売。

 『A Sense of Loss』は、Facialmess、Richard Ramirez、The Ritaらの作品でも知られる米「Pitchphase」から2010年に限定で発表したEP。今回のリイシューは1曲が追加された完全版となっています。『January Thirty + Uneasiness』は、20プレスのみ発売された2009年の限定セルフ・リリース作品『Uneasiness』と、伊「A Dear Girl Called Wendy」から2012年に発表したシングル・サイデッド・ヴァイナル『January Thirty』をコンパイルしたもの。いずれも、近年はMary Lattimore、Zola Jesusらの作品も手がけ、Merzbow『Venereology』『Pulse Demon』や山岡 晃、コナミ矩形波倶楽部、John Carpenter作品などのリイシューでの仕事ぶりも話題となっているJames Plotkin(KHANATE, NAMANAX, O.L.D., REGURGITATION)がリマスタリングを担当しています。

 両作のパッケージは、スリーヴケース・インのジュエルケース。Kubota自身が撮影した風景写真で綴る8頁のフルカラー・ブックレットも同梱されます。

さらに昇華したカットアップノイズの復興を告げる基本資料。クボタの鋭く研ぎ澄まされた作品はどれも、多くのアーティストがその生涯をかけても生み出せないほどのアクションやアイデアに満ちている。
――William Hutson | clipping.

真面目で甘酸っぱい音楽 / 音。フィルムや小説の短編集に近い感触。今後どうなっていくか聴いてみたいと思わせる作品でした。
――朝生 愛

Kazuma Kubota 'A Sense of Loss'■ 2020年6月3日(水)発売
Kazuma Kubota
『A Sense of Loss』

OOO-35 2,000円 + 税

[収録曲]
01. Ghost
02. Memories
03. Sleep
04. Regret

Kazuma Kubota 'January Thirty + Uneasiness'■ 2020年6月3日(水)発売
Kazuma Kubota
『January Thirty + Uneasiness』

OOO-36 2,000円 + 税

[収録曲]
01. January Thirty
02. Uneasiness

Gallery

Kazuma Kubota Bandcamp | https://kazumakubota.bandcamp.com/