井戸健人がニュー・シングル『OurS』をリリース


 『I'm here, where are you』(2022)以来約2年ぶりのニュー・アルバム『All the places (I have ever slept)』を2月に発表したばかりの井戸健人(スーパーノア)が、ニュー・シングル『OurS』をリリース。3月26日(水)より配信が開始されます。

 Yachi(pf | 折坂悠太 重奏, ムーズムズ)、厚海義朗(b | GUIRO, cero)、畠山健嗣(g | THE RATEL, H Mountains, 大森靖子シン・ガイアズ)、吉居大輝(g | 幽体コミュニケーションズ)、池田若菜(fl | THE RATEL, ex-吉田ヨウヘイgroup)、ファンファン(tp | ex-くるり)、溝渕匠良(b | THE RATEL, ex-SuiseiNoboAz)、河嶋大樹(dr | ex-片山ブレイカーズ & ザ☆ロケンローパーティ)らを演奏陣に迎えたアルバムとは異なり、「OurS」では前作の制作を経てどのように自分が変化したかを確認するために全工程において単身で制作しているとのこと。

 なお4月6日(日)に東京・下北沢 SPREADでの開催が予定されていた『All the places (I have ever slept)』の発売記念ライヴは、井戸の体調不良により延期。当日は井戸に代わってTHE RATELが伊藤暁里を迎えての自主企画を開催します。

今回のシングルは、前作の制作を経てどのように自分が変化したか、ということを確認するために、ひとりで作ってみました(前作では多くのミュージシャンに参加してもらいました)。久々のひとりでの制作では、宅録の楽しさを再確認できました。
アレンジ面では、楽曲のテーマが「分断」であることをふまえて、テンポの取り方を2つ用意しようと考えました。この曲の基本のBPMは154から160の間で動いているですが、その半分の72-80でもリズムをとることができます。どちらのリズムに意識を向けるかで、曲の感じ方が変わることを目指しました。結果、何が参照されているかわからない、不思議(あるいは不可解な)トラックになったと思います。そこに歌をのせることで、ポップスとして成立している……ことを願います。
タイトルの「OurS」は、あえて途中で言葉を終わらせています。「OurSong」でもいいし、「OurSoul」でもいい。「泡層」でも「合わそう」もいいかも?そう思ったので、ここで言葉を止めてみました。

――井戸健人

■ 2025年3月26日(水)発売
井戸健人
『OurS』

https://friendship.lnk.to/OurS_kentoido

井戸健人『All the places (I have ever slept)』■ 2025年2月19日(水)発売
井戸健人
『All the places (I have ever slept)』

https://friendship.lnk.to/Alltheplaces_ido

[収録曲]
01. ¿
02. 突堤と海原
03. Living
04. カーニバル・冬
05. 杳
06. 音楽をきいた頃
07. Into a cave
08.

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井戸健人 Instagram | https://www.instagram.com/kentoido/