kiss the gamblerが1stアルバム『黙想』のヴァイナル・エディションを本 秀康主宰「雷音レコード」からリリース


 昨夏自身のレーベル「City Bike Records」より発表した初のフル・アルバム『黙想』が話題作となっているシンガー / コンポーザー / 鍵盤奏者・kiss the gamblerが、同作のヴァイナル・エディション(RHION-LP2 3,182円 + 税)をリリース。4月23日(土)の「RECORD STORE DAY」にイラストレーター / 漫画家・本 秀康が主宰する「雷音レコード」より発売されます。

 岩出拓十郎(g | 本日休演)、カワサキユウキ(dr | Boyish)、ムラタユスラ(b)、Natsuhiko(g | ARAM)をゲスト・プレイヤーに迎えて制作された同作は全13曲を収録。ヴァイナル化にあたり、パーカッション要員でもある長谷川珠美が撮影したカヴァー・フォトを一新し、CDエディションのカヴァーもフォト・シートとして封入。本のイラストをフィーチャーしたリリック・ブックレットも付属します。盤はブルーのカラー・ヴァイナル仕様。

 昨年8月、kiss the gamblerから『黙想』のCDが届きました。その少し前にyoutubeで偶然見た「サマーサンライズ」のMVがとてもよく、アルバムが出たら買おうと思っていたので、これはラッキーと早速聴いてみると…期待以上に全曲が全力で素晴らしくて驚きました!歌声やピアノ(kiss the gamblerは鍵盤奏者です)はソフトでノスタルジックなのに、激しいエレキギターソロがあったり、ドラムが始終ドスドス鳴っていたり。それが違和感なく溶け込んだミックスもよくできていて、アルバム全体からインディらしからぬ高級感と凄みを感じました。聴き込むうちに文学的なのに抽象すぎない歌詞の強さも感じるようにもなり、そうこうしていたらいつの間にか1ヶ月以上毎日『黙想』を聴き続けていることに気づいたのです。飽きたらもったいないので聴くのを控えようと思ったけど…やっぱりやめられずで、中毒のまま今日に至ります(結局、昨年は『黙想』を手にしてから聴かない日はありませんでした。でも全然飽きていない!)。
 コロナが落ち着いていた昨年11月にやっとkiss the gamblerのライヴを見ることができました。愛聴盤の収録曲が次々と実演され、それは感動したものです。そのとき「『黙想』をLPで聴きたい!」と、LP化を考えるようになったのです。
 RECORD STORE DAYの4/23、スプリング・コールが聞こえる季節にぴったりのブルーカラー盤で『黙想』がLPになります。CDとは違う写真をジャケットに採用しました。CD版のフォト・シートが封入されているので、ジャケットに重ねればCDがそのままLPになった様も楽しむことができます。8ページの歌詞ブックレットには僭越ながら僕が挿絵を寄せています。
 レコード美溢れるLPになったと自負しています。もちろん内容は保証付きです。レコード好きの皆さま、是非手に入れてください!

――本 秀康 (雷音レコード)

■ 2022年4月23日(土)発売
kiss the gambler
『黙想』

Vinyl LP RHION-LP2 3,182円 + 税

[Side A]
01. Intro
02. シベリアサンド
03. Fresh
04. スプリングコール
05. 兄さん
06. サマーサンライズ
07. おじいちゃんの口笛

[Side B]
01. さよなら青春
02. ジンジャー
03. ガラスが生えるよ
04. コンクリの家と砂の家
05. 小犬
06. Don’t Wither, Cranberries

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kiss the gambler Official Site | https://kissthegambler.net/