最終的に自分の精神、世界のこと
何億光年も向こうのどこかの惑星から拾ってきたような過去か未来なのかも分からないヴィンテージの宝もののピースのコレクションのようなという作品紹介がしっくりくる。爆発する彼女のエネルギーは、精神から身体、そして空間へと読めない速度で歪な波紋のように広がり、それが音となり詩となり、踊りとなる。
デッドラインを設け、限られた時間の中で緻密に制作したという『City』は、A Virgin、lIlI、Cwondoとのコラボレート曲も収められている。不穏だったりダンサブルだったりポップだったり、うねるように変化して、ビートメイカー、シンガー・ソングライター、プロデューサー、クリエイター、ダンサーなど様々な顔を持つ型破りな彼女のスタイルを際立たせている。
今回のZoomインタビューの際、Lisaさんは猫顔のビデオフィルターをオフにすることができず、話している間ずっと猫顔のままでした。もはや猫なのかもしれない。「猫憑き」からの「Neko Machine」。そして、今日届いたばかりのLisaさんの写真を見ると、招き猫のポーズに、首元には猫鈴が。『City』から糸を引く物語の中に、わたしたちはずっと惹き込まれ続けていると思うんです。
取材・文 | 小嶋まり | 2024年12月
撮影 | 中垣美沙
撮影地 | 東京都立中央図書館
――まずは映像について伺おうかと。2024年に「めかりドキ」と「Dorill」 のMVを制作されていますが、編集はLisaさんがされたんですか?
「そうですね、“めかりドキと“Dorill”は自分でやった感じですね」
――映像を自ら作ったのには、何か理由があったりしましたか?
「映像、本当にやりたくないんですけど。でも、自分でやると早いし、お金もかからないし。名だたる監督とかに頼もうとすると、Lisaが編集したほうがいいよ、みたいに言ってくださるので、ちょっとやってみてます」
――Lisaさんの感性でやるのがおもしろそうって周りは絶対思っていると思います。Lisaさんが表現している音楽に対しての軸がブレないし。映像クリエイターではなく、Lisaさんが作ったものを見てみたいってなります。
「ダンスとかの映像は撮ってみたいけど、編集が大変かもですね」
――たしかにダンス、めちゃくちゃよかったです。「めかりドキ」でのMariah Carey「We Belong Together」のサンプリングにもグッときました。
「嬉しいです!Ido Kyoくんとのコラボ、よかったなと思っています。リリースするときに、Spotifyにサンプリング曲について突っ込まれてギクッとしたんですけど、全然大丈夫だったので安心しました」
――「We Belong Together」の新たな可能性が感じられる曲でした。
「やっぱり、そういうのもけっこういいのかな?今の時代も出尽くしてるし、みたいな」
――とてもいいと思います!Lisaさんの持ち味で原曲とは全く別のイメージの、伸びしろのある摩訶不思議な曲ができたんだと思います。ちなみに、「めかりドキ」の振り付けはLisaさんがされたんですか?
「もうひとりのダンサーのKaedeちゃんと一緒に作りました」
――インプロヴァイズ的な?
「一度原宿で会って、こういう感じで音ハメしたいから、やってくれない?みたいな感じで進めて。2回くらい一緒に合わせて作りました」
――めちゃくちゃかわいかったな。足を横にピンってやるやつ。ドキッとしますね。
「あのソルジャーっぽいやつ!めっちゃ嬉しい」
――「めかりドキ」でコラボしたIdo KyoさんがLisaさんは人を集める天才って言っていたけれど、今回のEPやMVを拝見して、全方位から適所適材を見出してみんなを巻き込める人柄を持っていらっしゃるかたなんだと思いました。ダンスは小さい頃からやっているんですか?
「そうですね。母親がダンスの先生で、おばちゃんのための健康ダンスみたいなのを教えていて。母はもともとバレエとか社交ダンスとかをやっていて、社交ダンスの場で両親が出会った、みたいな」
――ドラマみたいな出会いですね。Lisaさんの過去のインタビューで、ジャズが基盤にあったというお話をされていたのを読みました。
「最初はジャズっていうところから、ガチの音楽を学ばせていただきました。アメリカの中学校のジャズ・バンドで。アメリカの学校の部活とかって、トライアルがあって激しくオーディションをするじゃないですか。それで、オーディションに受かるだけでグレードが取れるよ、って親にそそのかされてやった感じです(笑)。 お願いだからやって、みたいな」
――(笑)。でも、やることによってそれなりに好きになった感じですか?
「そうですね。でも、学生時代は不真面目だったんで、今となればその当時の自分に、ちゃんとやれ!って言いたいですねぇ」
――その頃、担当していた楽器は?
「アルトサックスをやっていました」
――今回のEP『City』、何度も聴きました。4年くらいかけて制作したそうですね。Lisaさんの根本にジャズがあるというのを聞いていたので、なかなか不協和音的なところとか、それがLisaさんのチャームポイントというか無二なところだと思うけれど、都会的でなんとなくSun Raっぽさを感じました。
「おお、今回はけっこう緻密に、ジャズっぽいものは封印したつもりなんです。制作はそうですね、5年くらいかかりました」
――独特な雰囲気でそう感じたのかもしれないです。今回のEPのタイトル・ソングになったのが「City」で、リリックはNayutahさんが手掛けられたと聞きました。Nayutahさんとコラボすることになった経緯は?
「Nayutahとはどこかのクラブで出会って、彼女が踊っている姿がすごく印象的だったから、セッションしようよ!みたいな感じで家にお誘いして。家ではまず2人でベリーダンスを踊ってヴァイブス合わせて(笑)。 そうしたらNayutahが全部フリースタイルで歌詞とメロディを作ってくれて、すごー!! みたいな。めっちゃいいじゃん!ってなって。原曲的なものができてから何年も、わたくしの周りの名だたるミュージシャンたちもこの曲めっちゃいいじゃんって言ってくれていて、今回のEPでようやくこの曲を出したっていう感じですね」
――「City」ではベーシストのカメヤマケンシロウさんも参加されていますが、これはどういう経緯だったんですか?
「ミュージシャンたちで集まっているときに“City”めっちゃいいよ!みたいな場面があって、ありがとう!みたいな。2023年にけっこうをライヴをやっていまして、そうしたらケンシロウがアレンジし出して勝手にベースラインを作っていて。それがすごくピースな曲だったんです。なんなら、もっともっと沖縄っぽい感じの。それで、何かのライヴのリハをやっているときに、ケンシロウが新しいベースラインを作っていて、すごく黒〜くしたらしいんですよ。あ、なんかこのヴァイブス、私にはなかったな、みたいな。すごく男性性みたいなのをぶち込んでくれたんで、あ〜いいなーと思って入れさせてもらったのがきっかけです」
――Lisaさんは独創的でありながらも、コラボをしていろんなミュージシャンたちの意見や特質を柔軟にうまく取り入れる才能があると思います。
「やっぱ自分だけじゃね、本当にイカれた作品になっちゃうんで」
――(笑)。このEPの中で、特にお気に入りの曲、思い入れのある曲ってありますか?
「う〜ん、日によるんですけれど、いや、どうだろう?まりさんはどれですか?」
――私?「City」です。けっこうヤバ好きですね。
「“City”はやっぱり周りのミュージシャンたちにも人気ですね。でも私自身はわからないです。日によって違っちゃいますね。聴き直すと、これ、うまくいかなかったなぁとかもありますし」
――満足いかないところが見えちゃったりしますか?
「そうですね。締め切りとかを設けて作ったんです。自分にプレッシャーかけて。やばいですよね(笑)。フィードバックをもらったりしてどんどん作品のクオリティを上げていきたいタイプなんで、人から聞いたりしながら。自分の到達できるクオリティに2024年中に届かなきゃいけなかったっていうのがありました」
――「Neko Machine ft. lIlI, Cwondo」でlIlIちゃんとCwondoさんとコラボされましたね。前回の3人の共作、「猫憑き」もすごく素敵だったけど、今回、第2弾を作ってみようってなったのはどんなきっかけがあったんですか?
「このテーマで紅白出られるようになるまで作り続けようって、Cwondoと約束したんですよね」
――(爆)。やばすぎる!
「どんどんこうね、クオリティを上げて売れ線にしていって、みたいな。がんばっているのが伝わると思うんです、今回」
――伝わってます、がんばってる!
「そう!けっこうポップになったでしょ?」
――うん、すごいポップになりました。なんか抽象的だったものが、ずいぶんダンサブルに……
「(笑)!そうでしょう!フックをlIlIちゃんが書いてくれたんですけど、このフック、“テイクミーアウト でも健全 ちょい猫被りでごめん”って、これ本当に、天才的だなと思って。だから、やっぱこれずっと歌い続けたいな、みたいな」
――紅白に出るまでずっと作り続けなきゃっていう。そして、なぜ「Neko Machine」というタイトルになったんですか?
「“Neko Machine”っていうのはCwondoに名付けてもらいました。今回、名前どうしようかな?と思って、でも私は普通に“猫憑き2024”みたいな、そういうのしか思い浮かばなかったんです。なんだろう、たぶんCwondo的にlIlIちゃんとかのちょっとアンドロイドっぽい感じとかそういう雰囲気を見て、ポップに名付けてくれたんだと思います」
――たしかに的を射ていますね。そして、そもそもこの3人で作ろうってなった経緯は?
「なんだっけな……たぶん最初はCwondoかな。まいかちゃん(Maika Loubté)のワンマンか、Cwondoとの2マンみたいなのがあって、そこで久々にCwondoくんに会ったときに、曲やろうよみたいなことを言って。たぶん、わたくしがそのときに作っていた“猫憑き”っていうテーマでCwondoくんが本当に作ってくれて、それにlIlIちゃんも誘うみたいな感じだったと思います」
――“猫憑き”にしても、“めかりどき”(*)にしても、Lisaさんの言葉選びにセンスを感じます。シンボル的なモチーフを探し出すのがとても上手ですね。
「シンボル、たしかにこう、迫り来るんですよね。私生活にワードが迫る、飛んでくるんですよ。Ido Kyoにも同じようなことを言われました。毎回なんか探してくるよね、みたいな」
* めかりどき: 春、蛙が鳴くころの、すぐ眠くなる時期。蛙が(人間の)目を借りる意からとも、蛙が雌を求める「妻狩 (めか) り」から転じたものとも言われる。
――読書とか、いろいろ自主的にリサーチをしているつもりでもなく?
「読書は自分に課してます、毎朝30分。短歌をたくさん読んでます」
――短歌だから「Neko Machine」は短歌ラップって呼んでいるんですね。
「そう。なんかこれいけるんじゃね?ってなって。これ新しいんじゃねぇ?みたいな。これで紅白狙おう!みたいな感じです」
――(笑)。なぜ短歌が好きなんでしょうか?
「なんだろう。詩の勉強になるし、最近の人の短歌がすごくおもしろいんです。昔のは暗いイメージがあって、逆に全然知らないんです。テレビを全く観ないんですけど、短歌の月刊誌を買っていると現在を知ることができちゃう、みたいな。今パッと思いつかないんですけど、現行の短歌が好きです」
日本は四季のある国であり、当然砂漠の国や雨季と乾季岳の国とは風土の捉え方も違いその風土性はそこに暮らす人間の感受性やその延長にある詩歌の本質に影響する。温帯モンスーン気候ゆえの季節感が。和歌短歌を生んだと言っても過言ではないと角川短歌令和6年6月号にて歌人谷岡亜紀は述べている。
そして現代短歌は高校生、大学生の間でもXでハッシュタグを中心に話題になっている。そもそもSNS自体投稿に短い文を添えたり、
短い言葉に対するセンスを競い合う場であり、
きづかぬうちに☁️やんわりとした、全てを語らない表現で見る者の想像力を引き立てているのである。#️⃣流行りのミーム等を使った
いわゆるお題ツイートも短歌の波動を感じる。
現代短歌は昔のものと違い
固く5.7.5.7.7.きっちりとうたう句が少なく
とても自由で適当なものが多く本当に面白いのである。
――なるほど。そういえばLisaさんは情報空間というのを持っているという話を聞きました。
「(笑)。情報空間は、あれです、目に見えないものが存在していると言われてるところです」
――Lisaさんのリリックにも、その情報空間は表れていますか?
「そうですね。感情とか、その感じかたとか。目に見えないところですよね」
――Lisaさんは作詞をするときに、どこに一番力を入れますか?言葉のおもしろさとか感情的なところとか、やはりラップや短歌に親しんでいる環境もあるので、口に言葉を出したときの心地良さとか。
「口に出したときの心地良さとか、たしかに言われてみればそうかも。でもやっぱり、なんだろうな、何が一番かっこいいかな?とか考えてます」
――楽曲についてですが、愛というか、恋愛について歌っている印象を受けるけれど、たぶんこれはLisaさんにとっては恋愛のことじゃないんだろうなって思ったりするんです。
「(恋愛観があるのは)やばいですよね。でも、たしかにそうでもない。紙一重っていうか。こう、恋愛っていうところで入るんだけど、最終的に自分の精神のことだったりみたいなのが絡まっている感じですかね。世界のこととか」
――けっこうメタファー的なところもあって。
「女子あるあるですよね。恋愛だと思っているけど、本当は自分と世界の話とか」
――A VIRGINさんとコラボした「AKUMA」について質問ですけが、2人で共作したきっかけ、そして、悪魔というタイトルはどういう風に決めましたか?
「“AKUMA”を作り始めたとき、ももちゃん(A VIRGIN)しかいないと思って頼みました。“AKUMA”は、リリックを書いていたら浮かび上がった言葉だったかな。2人で音を作って、あ、これいいね!っていうノリで。バースで最初、悪魔になりたいって言っているんですけど。それが一番最初に浮かんで、このタイトルになりました」
――最後に「AKUMA Track」(デモ)が入っていて、あれはかなりデンジャラスな感じですね。
「あぶないですよね。最初はあれで作ったんですよ。2年くらいかけて、いろんなパターンを作って、あれに辿り着きました」
――その一方で、「WHY」はメロディックな曲でしたね。ポップな曲に挑戦してみたいと思っていましたか?
「めっちゃポップスを作ったっていう感じです。ピースな曲ですよね。ドラムを超シンプルにして、若干2000年代みたいな。最初はもうちょっと悲しげな曲だったんですけど、逆にシンプルな、ちょっとTLCっぽいのもいいなと思って。それが逆になんか泣けるかもと思って、そうなっちゃいましたね」
――「itte」のまってほしい いかないでほしい いってほしい
っていう歌詞がめちゃくちゃエモかったです。言葉遊びみたいな、言葉のあやもあって。言って、行って、逝って、当てはめられますよね。
「嬉しい。なんかこう、やっぱこれかなと思って。すれ違いとか。言葉とか、やっぱりいつも考えてるのかな。まあ本当に、何があったの!? っていう感じですよね」
――いやいや、あるあるある、いろいろあるから(笑)。
「だいたいこれかなと思って。現代の恋愛が。サイレント期間とかいろいろあるじゃないですか。サイレント期間に入る前に待っていてほしい、これ待っていてほしいんだよみたいな。だいたいがそうじゃないですか?こう、言ってほしいだけだし、待ってほしい。そういう風にしてほしいとか。それを言わずにいて実際相手が去っていくと、一体どういうことだ!みたいな。この曲のおもしろいのは、一人称が女だったり、男だったり、ポンポン変わるんですよね。だからよりユニセックスみたいな。男性性のLISACHRIS、女性性のLISACHRISが歌っているみたいなイメージで」
――ふたつの相反するものがひとつの曲に入り混じっているイメージですね。EPを聴いた人たちの反応、気になっちゃいますか?
「気になります。めちゃくちゃ」
――誰に聴いてほしいとかあります?その人物に対してどう響くかな、みたいな。
「ええ、どうだろう。老若男女。女の子。あと、既存の売れているような曲に飽き飽きしてる人ですかね」
――私の友人に最近赤ちゃんが生まれたんですけど、妊娠中、Lisaさんの曲をずっと聴いていたらしいんです。
「まじすか!ちょっと、ええ嬉しい〜!やばいっすね。なんか、めちゃくちゃ嬉しいです。わたくしのフォロワーさん、全然そういうのくれないんですよね。フィードバック(笑)」
――みんなSNSとかで投稿しづらいかもですよ!EPの感想、募集しましょう。ここにメールを送って!って(笑)。
「(笑)。そうですよね、投稿しづらいかもですね」
――でも、リスナーの感想とかはSNSで見ちゃったりしますか?エゴサ的な……
「うん、エゴサ全然毎日しましたよ(笑)。占い師に、エゴサしてくださいとか言われて」
――(爆)。そんなことあります?
「いやぁ、感想、全然イベントとかリリースのときしか出てこないんですけど」
――Lisaさん、ネットにどっぷりハマっているイメージないんですよ。おもしろいキーポイントを引っ張り出すのは得意そうだけど、情報空間の衛生状況、リテラシー的に(笑)。だらだらインスタでリールとか観ないんだろうなぁ~とか、勝手に想像してました。
「リールはねぇぇ。でも、ショート派ですね(笑)。YouTuberめちゃくちゃ観ますね。テレビがちょっと無理だから」
――YouTube!最近おすすめのYouTuberとかいますか?
「YouTuberとか全然知らないんですけど、でも普通にこじはるとか?あとはイケメン気功師とかですね。普通にいろいろ観てます(笑)」
――(笑)。私生活でいうと、めっちゃギターの練習もしている感じでしょうか。
「そうですね。してます。最近は全然できていないんですけど」
――始めたのはそんなに遠い昔じゃないですよね。ギターを始めたきっかけとかあるんでしょうか。
「ギターは2019年から、6学年くらいなのかな?最初に入った事務所がDYGLと一緒なんですけど、そこでDYGLと出会って。下中(洋介)君のギターいいなぁと思って、そういうのもあって始めました」
――なるほど。下中君がギター弾いている姿、すごく良いですよね。中学生みたいな感想になっちゃうけど、完全なるパフォーマーというか、感情を身体で出し切ってるみたいな。
「そう。ギターってラッパーだと思ってて。やばいですね」
――ギターを弾けるようになったことで、曲作りにもめちゃくちゃ影響しそうですね。
「たしかに。けっこうそっち寄りになっちゃってますね、そうしたくないのに。本当はもうガチガチにエレクトロ、打ち込みみたいなダンス・ミュージックとか作りたいんですけど。だけど、ポストロック・ビートみたいになっちゃうんですよね。周りのミュージシャンたちの影響もあったりで、環境がそうさせているかもですね」
――ところで、アイディア用のメモ帳とか持ち歩いてます?
「iPhoneにメモっちゃいますね。ノートも持っているけど。音声メモもけっこうやりますね。忘れないようにしないとやばい!みたいな」
――2024年の終わりにEPリリースでしたが、2025年の意気込みや目標はなんですか?
「やぁ〜、FUJI ROCKに出たいですね」
――やっぱりフェス、出たいですか?
「出まくりたいです(笑)」
――たくさん出てほしいです!SXSWとか東南アジアとか海外のフェスとかも。では最後に、インタビューを読んでくれている方に伝えたいことはありますか?
「ええ?ええ、なんだろう?えっと、やっぱあの、ガンガン『City』聴いてほしいです!」
■ AKUMA
(LISACHRIS)
What more can I say?
Michael’s Lucifer’s brother, and Lucifer’s Michael’s brother
その心の 中に
入る この快感
人々は ますます
求める
沼らせる
Love Exhibition
Bad Communication is just a spice
You gone wild with your speed in your car押し潰されそう
その 威圧感と魅力に
The way you touch me
ライン ひとつとっても
メンタリスト、嫌いじゃないBe my Spy Family
この限定空間内
次は 私の番
この勝敗 握った
私はどっちにしても
負けるの 確定
おなかの下から
求めてる
お前に
支配されるの悪魔に なりたい♡
悪魔に なりたい君
上に 乗って
ペチペチ
下に なって
バシバシIn your car
支配 しあいたい
二人
貝に なって
闇に 沿ってIn my legs
In your car(A VIRGIN)
I’m Virgin デスマザファッカー
別にロリってるわけじゃない
Feel so free. Feel so right
The devil’s rhythm
My heart is a little…vroom vroom大胆なペース
解き放つフェーズ(LISACHRIS)
左右 聴覚 視覚 App
手合わせ
A.I.フィンガー
クソEASYで
S.F.な思考
ヒットする 感情のない感情
369ゲーム
パニパニゲーム
山手線ゲーム
ワニワニゲーム
Betする 観察者
たった1%の
共感でもいい
「貴方は私、溶かしてくれた」
「悲しみとか 苦労 お花が咲いた」
開く
PANDORAの ハコ
その間
創造主
認めて ください
このGAME
私が 始めたんだよ
受けとった
金田 恋情
Stop acting like that you don’t even knowIn your car
In your car
■ City
Moving
Slowly
Underground and OverSassy lady is coming to your world
Keep the BPM and make it flyGrab shots and Coffee
Let’s drive and moveThe City
We are living inThe sparkle night
The sparkle night
The color
You see
Your gut
You bet
You get itYou must go on
The stage must go on
SlowlyPeople working on the street
People working in their office
People trying to change the societyWe’re all living being in the City
Moving
Slowly
Life is heavy
(LOADING….)You got to get what you need
Where is your soul?People working on the street
People working in their office
People trying to change the societyWe’re all living being in the City
You don’t want to age?
But you want to grow up
What is so everMan, you just to need to realize that life is not so simple
In the City, all of that confusionYou need to get yourself together
Together
■ Neko Machine
(lIlI)
宵闇に風を詠むつれづれ流るる星たちの様な君と私の小噺
人の世に早すぎた風情ここに御座い〼 ちょいとお待ち猫目eyes流す愛ツンとデレの狭間
爪たてて投げるキス 残す深い傷
今宵踊りあそばせる
音の中にたゆたう
早くここから連れてけ(LISACHRIS)
テイクミーアウト
でも 健全
たまには 酔いたい
日もある
ちょい 猫被りで
ごめん
ニャーニャーニャー です。
昇天しぶき上げ 逆立ち捲る
草の言
頼りが
点滅し
青の全て 見る
月見草
敗退 美人
革命歌憑き落ちて
逃げゆく
惑星
君がため
自由ゆえ あげうる
花火も
暗証番号 絞り出す
産業革命と この
ユーザーネーム(lIlI)
テイクミーアウトでも健全
たまには踊りたい日もある
ちょい猫被りでごめん
ニャーニャーニャーです昇天(Cwondo)
猫、くしゃみ、アレルギーで真っ赤な目
だがちょっと好き
可愛いとも思ったね
なのに
腹をみせてくれたと思ったら
そっぽ向いて行かれる度々
またたび(lIlI)
新人類創世壮大銀河宇宙猫
首輪解除四方八方自由奔放
古今東西四苦八苦救済成功
液状化崇高全知全能にゃんこ(Cwondo)
パンチ喰らわす
ソフトに染みるダメージ
逆立つ毛細血管まで
髭じゃないセンシティブセンサー
敵対する敵同士適当に行こう肉球指紋認証 出来るのでしょか
ドキドキ覗くキャットウォークプライベート(LISACHRIS)
テイクミーアウト
でも 健全
たまには 酔いたい
日もある
ちょい 猫被りで
ごめん
ニャーニャーニャー です。
昇天
■ WHY?
暴いて
強烈な
思考
騒いだ
1人でする
予告
GLITTERINGな
流れ星きめる
空い
してる
健全な
夜時間が
支配する この
PLANNET
RANDOMには
いけないの
順序を 2人
夢ん中で
決めてく
NAME THIS LAPTOP ROMANCE in
WILD STELLA WONDERLANDフライト
決める
CIGER IN HANDWHY?
「愛してる」
CALL BACK 愛してる
未完成だ 夜WHY? STELLA WONDERLAND
愛してるの
「愛してる」
未完全 夜WILD STELLA WONDERLAND
フライト
決める
CIGER IN HANDWHY?
「愛してる」
CALL BACK 愛してる
不健全 夜WHY? STELLA WONDERLAND
愛してるの
「愛してる」 未完全 夜
■ itte
見れない予告を
楽しむ
お蔵入りの
LINE
グイグイ 行くわけには
いかんのよ
もういいって 言わないで
まだ全然
言えてないことが あるまってほしい
いかないでほしい
いってほしいその顔 見れたから
良かった
てか その存在が
好き
俺だけの
推し?
性格 どうでも いい
貴方という 光を 見てるの
見えない 何かが
あって もどかしい
貴方も 感じてるのか
きになる
けど 聞けない
腹決める お相手様
ハラキリする お姫様
2人きりの 飲み会
テイクミーアウト
でも 健全
この匂わせ 成功
この香り かいだ
お前が 悪ぃんだよ全肯定してくれる
あの皇帝ミカド明日には わかる
自分が 差し出したもの
この 世のなかに下心じゃなく 真心で
攻めてきた
全肯定してくる
あの皇帝ミカドまってほしい
いかないでほしい
いってほしい
■ 2024年12月21日(土)発売
LISACHRIS
『City』
Apple Music | Spotify
[収録曲]
01. AKUMA feat. A VIRGIN
02. City
03. Neko Machine feat. lIlI, Cwondo
04. WHY?
05. itte
06. Akuma Track feat. A VIRGIN