1月にシングル『Mist』を発表したMaika Loubté(マイカ・ルブテ)が、ニュー・シングル『5AM』をリリース。4月7日(水)の配信開始に先がけてMVが公開されています。
“眠れないまま朝の5時になってしまったとき”のイメージで制作された「5AM」は、今年発表が予定されているニュー・アルバムからの先行シングル第2弾。Loubtéが約3年前に知り合い、現在は消息不明になっているというNY出身のzachがビートメイキング、実弟・Keisei Loubtéが作詞で参加しています。カヴァー・アートは、独ベルリンを拠点に活動するイラストレーター・山根奈央子によるもの。
「5AM」は、3年程前にzachとインスタグラム上で知り合い、連絡を取りながら一緒に作り始めました。やりとりしていた数ヶ月後、彼と連絡がとれなくなり、気づいたらSNSのアカウントもSpotifyのページもすべて消えていて今ではどこにいるのかさっぱり分からなくなってしまいました。彼が送ってくれたビートの一部だけが手元に残り、一時は途方にくれましたが、そのまま仕上げてみることにしました。
それから1年ほど経ったとき、身内に様々な出来事が起こって、人生の儚さを思い知った時期がありました。当時よく「5AM」のデモを聴き返していたのですが、なかなか言葉が出てこなくて、歌詞を書けずにいました。そこで、一連の出来事を同じように経験した自分の弟に作詞を頼んでみたら、びっくりするほど腑に落ちる歌詞があがってきて……。人との関わりや別離の中で、眠れないまま朝の5時になってしまったイメージで、現実を穏やかに抱きしめるような曲ができたと思います。自分の想像を超えて。
――Maika Loubté
■ 2021年4月7日(水)発売
Maika Loubté
『5AM』
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