MSHRがソロ・エキシビション「Network Entity」を東京・西麻布 CALM & PUNK GALLERYにて開催


 10月5日にSUPER DOMMUNE「VICTORIA SHEN JAPAN TOUR2024」に出演し、日本でのパフォーマンス・ツアーを開催中のアーティスト・デュオ「MSHR」(Brich Cooper + Brenna Murphy)が、ソロ・エキシビション「Network Entity」を東京・西麻布 CALM & PUNK GALLERYにて10月18日(金)から11月3日(日)まで開催。

 オープンソースのソフトウェアとアナログのサーキット、光と音を組み合わせたパフォーマンス / インスタレーションを発表しているMSHR。CALM & PUNK GALLERYでは2019年の初個展「Frame Wave」以来2度目の出展となる「Network Entity」では、2023年にチェコのVašulka Kitchen Brnoにて発表したインスタレーション・シリーズの続編を軸に展示。来場者はダイヤルやボタンの操作により、リアルタイムでA/Vの変化をシミュレート可能。最大4名が同時参加できます。

MSHR

"Network Entity"は、集団的な探求のための彫刻的な視聴覚装置である。四辺形の薄板は、生成的なソフトウェア・エンティティのための基板でありインターフェイスでもある。
来場者は、埋め込まれた彫刻的なダイヤルやプッシュボタンを通じてシステムに参加し、集団的な精神的存在をシミュレートされた環境へ、あるいは環境から変換する。
このシステムの創発的(個々の寄せ集めからは予測できない集合的全体がもつ新たな特性)な素材は、プロジェクターとスピーカーを通して出力され、四辺形の薄板の表面はデジタル信号と物理信号の変換器として、また同時に入力装置、スクリーン、振動膜として機能する。
シミュレーションとそのインターフェイスは重なり合い、絡み合っている。
このシステムは、最大4人の来場者が一緒にプレイすることができ、来場者は、シミュレーションが絶えず展開する新しい構成へと組み立て直される際に、シミュレーションを形成する主体性を等しく共有する。彼らは、音と光の創発的な構造に反応しながら、共に探求し、即興する。
"Network Entity"は、生命システムの形式的な複雑さを利用し、仮想環境の機械語と、訪問者の人間の精神的存在の間で、合成要素が行き交う物理的なシナリオを提示する。そして、我々もネットワークのノードなのである。

――MSHR

MSHR 個展
Network Entity

2024年10月18日(金)-11月3日(日)
東京 西麻布 CALM & PUNK GALLERY

13:00-19:00
日-火休廊 | 最終日曜開廊

入場無料 | 上記時間外アポイントメント制にてオープン可

Gallery

MSHR Official Site | http://mshr.info/