ONO-CHANがソロ・エキシビション「幽霊とピンクのタコと、↩︎」を大阪・粉浜 art gallery opaltimesにて開催


 今年は2月から3月にかけて個展「Fancy Child」(大阪・淡路町 NEW PURE+)を開催し、柚木麻子『あいにくあんたのためじゃない』(新潮社)の装画も話題となっている画家・ONO-CHANが、ソロ・エキシビション「幽霊とピンクのタコと、↩︎」を大阪・粉浜 art gallery opaltimesにて11月16日(土)から12月1日(日)まで開催。

 同展は、東京では昨年の「揺々ファンシー」(亀戸アートセンター)以来となる個展。新作絵画作品の展示に加え、台湾のテキスタイル・ブランド「8bit」とのコラボレートしたニット・タペストリーの受注販売も予定されています。フライヤーのデザインはurisakachinatsuによるもの。

「カタカタカタ・・カチッ」Enterキーを押し数秒経つと4つの画像が現れた。どれも文章の内容に沿った風景だが、非現実的で怪しさが漂っている。ひと通り眺めてDeleteキーを押し、再び文章を入力していく。
コロナ禍が過ぎアートバブルも落ち着いた。クリエイターと生成AIの未来について議論が交わされている。街頭インタビューで観光客が「日本はリーズナブルだ」と語った。SNSで大バズり中のスイーツと映るために店に並ぶ。動画の途中で投資のCMが流れたがスキップできない。それなりに希望を抱き、それなりに絶望し、情報の波に飲まれながら、私は淡々とたわいもない妄想を繰り返している。

――ONO-CHAN

ONO-CHAN個展「幽霊とピンクのタコと、↩︎」 ONO-CHAN個展
幽霊とピンクのタコと、↩︎

2024年11月16日(土)-12月1日(日)
大阪 粉浜 art gallery opaltimes

〒559-0001 大阪市住之江区粉浜1-12-1
月木金 13:00-17:00 | 土日祝 13:00-19:00
火水休廊

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