映像 / 空間美術、内装、什器制作、グラフィックなど多様な形態を駆使し、三次元空間の受容における意識と密接な作品群を手掛ける美術家・清水琳名と、竹の伸長とフィードバックを不確実性とし扱う自作インストゥルメント「Feedback Organ」でのライヴ・パフォーマンスが国内外で注目を浴び、今年は「Festival Contemporary Computer Music Concert 2024」にて『落ちてゆく』が“MOTUS賞”を受賞している音響作家・守谷悠吾が、エキシビション / パフォーマンス「彼方」を11月28日(木)から30日(土)にかけて東京・蔵前第2ビル 5F / 屋上にて開催。
昨年11月に行われた清水と伊藤誠一朗によるパフォーマティヴ・インスタレーション「光の原液」に連なるパフォーマンス / 映像でも共作を果たしている清水と守谷。「彼方」は、音を用いて空間の認識を不可視のエリアにまで変容させる試み。パフォーマンス(有料)は最終日11月30日(土)に3公演が予定されています。チケットは清水のオンライン・ストアにて販売。
■ "彼方"
exhibition & performance
2024年11月28日(木)-30日(土)
東京 蔵前第2ビル 5F / 屋上
〒111-0051 東京都台東区蔵前2-1-23
28日(木)exhibition 12:00-19:00
29日(金)exhibition 12:00-19:00
30日(土)exhibition 12:00-14:00 | performance (要予約) 14:00- / 16:00- / 18:00-
[美術]
清水琳名
[音楽]
守谷悠吾
[performance チケット]
https://rinnershigh.stores.jp/
認識できる最も遠い空間を「彼方」とする。
空間は壁と床に囲われた立方体のことではなく認識が及ぶ範囲全てのことであり、その認識は拡張することができる。
今展示は空間から発せられる音によってその認識を拡張しようと試みるものである。
また不可視領域においても補完要素があれば空間の認識が拡張可能であると示すため、実演を行う。
窓から外へ抜け向こうに広がる空間を知る。物体の隙間に存在する空間を知る。この認識のモジュール性こそが暫定的「彼方」を拡張し空間をより立体的にする。
助成: 公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京
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守谷悠吾 Instagram | https://www.instagram.com/yugomoriya/