文・撮影 | SAI
みなさんお元気でしょうか。2021年あけましたね。1月8日に東京・小岩 BUSHBASHのイベントでライヴをしたときにもMCで言ったのですが、本当に、「明けた気がしない!」(笑)ですね。なんせ1月2日から緊急事態宣言がでるかってニュースが流れていましたからね……。あっ、すいません、なんだか暗くなってしまいましたね。
さてさて、今回は北欧カフェについてご紹介します。去年(今もですが)、飲食業界が時間短縮営業の影響で経営が大変だと連日ニュースで報道されていて、オフの日にお茶するなら個人経営のお店でお金を使いたいなあと思い、ジャズ喫茶巡りと北欧にまつわるお店巡りをしていました。
ジャズ喫茶はずっと行ってみたかったという理由もあったり、コロナ禍でなくなってしまったらもう行けなくなってしまうなあという気持ちになったり、先ほど書いた通り、なくなって欲しくないのでお金を使いたいと思ったり、あとはメインのアルバイトがコロナの影響で思うようにシフトが入れられなくなってきたので、実は新しいアルバイト探しのためにも行っていました。
私が巡っていたのは去年秋頃だったのですが、本当に私一人しかいないお店もあったりで、これはアルバイト応募どころじゃないなあと思いましたね……。そして記事に書いて少しでも多くの人が行くきっかけになれば!とも思いました。
たくさん巡ったので、しばらく続けて書いてみようかと思います。
今回ご紹介するのは、茨城県つくば市にある「Blackboad」。主にデンマークの家具を取り揃えているインテリア・ショップに併設されたカフェです。敷地が広く、なにより一番感動したのはお手洗いが広い…………!でした(笑)。いや、でもスウェーデンのお手洗いって本当に部屋か?ってくらい広いところが多くて、それを思い出してすごくテンションが上がりました。いい匂いしましたし。
置いてある本のセレクトもとっても良かったです。中でもコペンハーゲンのガイドブックに興奮……!デンマーク語 + 余計なものを極限まで削ぎ落としたレイアウト / デザインで「いつか手に入れたい……!」という気持ちでISBNの写メを撮ったりしてました。
ちなみにアメリカの「Abrams Image」という出版社から出ている『Cereal City Guide Copenhagen』という本です。Amazonでも購入できるみたい。
茨城は北欧家具のお店がけっこうあるみたいで、あったかくなったら巡りたいなあと思っています。
東京では終電が早くなって、夜8時以降はお店が開いていないこともあって、いつもより早起きしてお昼から人に会うようになりました。今までだったら友達と会いたかったり、相談事があったら、仕事終わりに飲み行っていたので、良い変化かも。お昼からカフェで相談事を聞いてもらうと、夜みたいにネガティヴ思考に陥ることもないし、お酒の勢いで言い過ぎることもないし。よい体験でした……。もう、いつ収まるかわからないので、そこに焦点を合わせるのではなく、日常の変化をポジティヴに受け止めていきたいですね。
〒305-0834 茨城県つくば市手代木291-3
月-金 11:45-22:30 (LO 22:00)
土-日 10:30-18:00 (LO 17:00)
毎週水曜・年末年始定休(祝日は営業)
※ 営業時間は変更となる場合があります。
https://jaghetersai.tumblr.com/
https://twitter.com/jaghetersai
2015年にバンドMs.Machineを東京にて結成。近年ではTOTAL CONTROLやUBIKといったオーストラリアのポストパンク・バンドと共演。米NYのメディア・コレクティヴ「8ball」やオンライン・メディア「CVLT Nation」のチャンネルにライヴ出演するなど、ボーダーを越えて活動している。2020年4月にはシングル『Lapin Kulta』をリリース。
ソロでは『Dröm Sött』を2019年8月にリリース。同年にフィリピンのバンドTHE MALE GAZEと共演。2020年はシングル『LIER』『スミノフ』などを発表し、7月にEP『瑞典春氷』をリリース。同作は『音楽と人』誌に掲載されるなど、大きな話題となっている。音楽活動以外では、中国の写真家Ren Hangの作品やインディペンデント・マガジン「CONTACT HIGH ZINE」にモデルとして参加。石原 海監督の映画『ガーデンアパート』に出演している。