今年は1月に東京・西荻窪 ヨロコビto Galleryにて絵画を軸とした個展「どこか遠くへ出かけたい」、9月には東京・高円寺 BLANKにてラグを中心に布や毛糸を使用した作品での個展「ふかふかフレンズ」を開催した玉川 桜が、ソロ・エキシビション「murmuring」を12月16日(土)から2024年1月8日(月)まで東京・神田 手と花(TETOKA)にて開催。
東京で活動後、現在は出身地である北海道に拠点を移している玉川。“かすかな音 / ざわめき”などを意味する“murmuring”がテーマの同展では、新作の絵画を展示販売。1月5日(金)には、写真家・沼田 学による“餅つきケータリングユニット”「もちはもちや」による「新春おもちつき」も開催されます。フライヤーのデザインは水内実歌子によるもの。
最近は小さな生き物たちをよく描いています。
私達の目に止まりにくいところで息づいている彼らのすがたを想像すると、
不思議と自分が励まされるような気持ちになるのです。
――玉川 桜
絵の中のモチーフに目を凝らして、物語を想像したり、その表情から感情を汲み取ろうと試みる。
玉川桜の絵が、立ち止まるきっかけをくれ、忙しさにかまけて蓋をしていた気持ちを思い出させてくれる。
絵に触れたあとには、絡まった考えがほどけるような感覚があり、じんわりと温かい。
――定岡 仁(企画)
■ 玉川 桜 個展
murmuring
2023年12月16日(土)-2024年1月8日(月)
東京 神田 手と花(TETOKA)
16:00-22:00
水曜 / 2023年12月31日(日)-2024年1月4日(木)休館
[新春おもちつき]
2024年1月5日(金)18:00-
「もちはもちや」による餅つき
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