美術家・益永梢子が、昨年末に東京・代官山 LOKO Galleryで開催した「replace」に続くソロ・エキシビション「editing」を東京・恵比寿 nidi galleryにて1月21日(金)から2月13日(日)までと2月18日(金)から20日(日)までのスケジュールで開催。
同展では、クリップやバインダーを用いた作品シリーズ約20点を展示販売。なおnidi galleryでの個展は、パンに食材で抽象画を描き、朝食として食した記録を集積するコンセプチュアルな作品を発表した「Abstract Butter」(2012)以来2度目。
展覧会会場で見たその時に、まるでたった今出来上がったかのような、今にも動き出しそうな、さっきまで動いていた気配を感じるような作品をつくりたいと考えています。
私は日常生活のなかで目にする蝶番やクリップ等に興味があります。金具そのものを観察していると、そこに想定される力学や物と物を繋ぐその構造と機能に惹かれます。仮止めのようであり、物理的に編集可能な性格は、可変的な私の作品を構成し、決定します。
バラバラとしていたものが組み上がる時のような、何かが立ち上がる瞬間に立ち会える時間として、そして、その後も変わる可能性を示唆する意味で展覧会タイトルを「editing(編集中)」としました。
――益永梢子
■ 益永梢子展
editing
2022年1月21日(金)‒2月13日(日) / 18日(金)-20日(日)
東京 恵比寿 nidi gallery
12:00-18:00 | 月・火休廊
Gallery
益永梢子 Shoko Masunaga Official Site https://shokomasunaga.info/