2016年7月に発表したデビューEP『alaska』で注目を浴び、同月には早くも「FUJI ROCK FESTIVAL ’16」に出演、翌年には台湾での初海外公演を敢行して話題となった東京のSouth Penguinが、初のフル・アルバム『Y』(PCD-83015 2,300円 + 税)を8月2日(金)にリリース。発売に先駆け、今年1月より先行シングル『idol』のMVが公開されています。
2017年の2nd EP『house』以降は、ファウンダーであるアカツカ(g, vo)以外のプレイヤーにサポート・メンバーを迎えて活動中のSouth Penguin。アカツカ以下、額賀涼太(b)、ニカホヨシオ(key / LADBREAKS)、宮田泰輔(g / メロウ・イエロー・バナナムーン)、礒部拓見(dr / メロウ・イエロー・バナナムーン)、宮坂遼太郎(per / 折坂悠太(合奏))のラインナップで制作されたアルバムは、先行シングル『idol』『alpaca』や、1st EP収録曲「ame」「alaska」のリレコーディング、荘子it(Dos Monos)フィーチャー曲を含む全9曲入り。プロデュース / 録音・ミックスはデビュー時からSouth Penguin作品を支える岡田拓郎(ex-森は生きている)、マスタリングはダニエル・クオン、吉田ヨウヘイgroupらの作品に携わったPadokが担当しています。カヴァー・アートには過去作に引き続き、Yogee New Wavesのマーチャンダイズなどでも知られる町田ヒロチカのイラストをフィーチャー。モデルの雪見みとが出演する『idol』MVは、きのこ帝国、Homecomings作品なども手がけた映像作家・Pennackyがディレクション。
なおSouth Penguinは、7月5日(金)より台湾ツアーがスタート。台北 Revolverでのワンマン公演および7月5日(土)に嘉義で開催されるフェスティヴァル「覺醒音樂祭(Wake Up Festival )」への出演が決定しています。
South Penguinのみなさまと初めて対バンしたのはなぜか台湾のライブハウスで、
日本のバンドがいると思っていざ話してみるといきなり「今日で今のメンバー自分以外全員脱退するんですよ」と言われてあっけにとられた。
そしてそんな明るい語り口とは裏腹に妙にセクシーでサイケデリックなライヴは台湾の湿度の高い天気と共にとても奇妙な印象に残っていて、
このアルバムを聴くとその日の汗ばむ天気を思い出すようだ。
スマートでありながら全曲チャーミングなところがとても魅力の1枚だと思います。
どうせ今年も日本は死ぬほど暑い夏になっていることでしょう、そんな時期にぜひ。
――tofubeats
■ 2019年8月2日(金)発売
South Penguin
『Y』
PCD-83015 2,300円 + 税
[収録曲]
01. air feat. 荘子it(from Dos Monos)
02. head
03. alaska
04. ame
05. idol
06. alpaca
07. spk
08. aztec
09. happy
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