昨年9月に逝去したルイズルイス加部(加部正義)を擁する70sジャパニーズ・ヘヴィロックの象徴、SPEED, GLUE & SHINKI。その1971年のライヴ・パフォーマンスを捉えた音源『MAAHNGAMYAUH』をディスクユニオン内レーベル「SUPER FUJI DISCS」がリリース。10月6日(水)の発売に先駆けてトレイラーが公開されています。
1990年代以降に再評価が進み、Julian Cope著『ジャップロックサンプラー 戦後、日本人がどのようにして独自の音楽を模索してきたか』(2007, 白夜書房)でもベスト・バンドに数えられているSPEED, GLUE & SHINKIは、陳 信輝(g)、Joey Smith(dr, vo)、加部(b)のトリオで1970年代初頭に結成され、2作のアルバム『イヴ(前夜)』『スピード、グルー & シンキ』発表後の1972年に解散。加部によるドローイングをカヴァー・アートにフィーチャーした『MAAHNGAMYAUH』は、短い活動期間の過程にあたる1971年のライヴ音源(録音場所日時不明)。1stアルバムからの2曲と、同テーマからのインプロヴァイゼイションが40分弱に亘って収められています。編集 / マスタリングは中村宗一郎(Peace Music)。デザインはMayGoo、解説は山田順一が担当。
■ 2021年10月6日(水)発売
SPEED, GLUE & SHINKI
『MAAHNGAMYAUH』
CD FJSP-437 2,450円 + 税
[収録曲]
01. STONED OUT OF MY MIND
02. WALL ST JAM
03. MR WALKING DRUGSTORE MAN
04. DO YOU WANNA KNOW
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