Artwork ©永良 新
6月にWolf Creekとのスプリット作品『Angelic Conversation』(SIREN : 0009)を黑田依直 aka 鴉鷺(Sleep like a pillow) + 門脇綱生 aka 猫街まろん(Sad Disco)主宰「Siren for Charlotte」より発表して話題となったばかりのUNCIVILIZED GIRLS MEMORYが、早くも新作『Self-Punishment Device』をリリース。8月7日よりBandcampにてNYPでの配信が開始されています。
リゲティッシュな不穏さとブライアーズ的な儚さを併せ持つ30分強のポスト・デジタル音響絵巻となっている同作は、文筆家・青山 新が編集長を務めるオルタネイティヴ・メディア「anon press」のレーベル・ラインとして昨年てーくのディレクションでローンチし、MON/KU、that same street aka Dex(moreru)らの作品を送り出している「anon records」からリリースされたもの。昨年の1stフル・アルバム『HEAVEN』と同様に玉野勇希のヴォーカルとdotphobのマニュピレートで制作され、カヴァー・アートおよびテキストは「anon press」編集部員でもある永良 新が担当しています。
/imagine prompt: "岩に沿って流れる夜の川。足元を濡らしながら歩いてゆく。視界を覆う霧が、とつじょ広間のように拓ける。そこには数々のオーパーツが浮かんでいた。痙攣する時計。真鍮のピアノ。エジプシャンな紋様。振り子がぶら下げられた天秤。ラカンの銅像。それらが織りなす暗いコラージュを前に、処女が立っていた。ナイフのような音が飛来する。「人間はみずからの鼓膜を自罰する装置なのだ」"
――永良 新
■ 2024年8月7日(水)発売
UNCIVILIZED GIRLS MEMORY
『Self-Punishment Device』
https://anonrecords.bandcamp.com/track/self-punishment-device
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anon records Bandcamp | https://anonrecords.bandcamp.com/