ゲーテ・インスティトゥート東京「unrest 62|22」の音楽プログラムにju sei、松浦知也、okachiho、大城真、角銅真実、山本達久、YPYらが出演 | AVE

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05/21/2022
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Photo ©Michael Friedel

　1962年以降、語学 / 文化交流を通じた日本 / ドイツ間相互理解の場を提供し続けている東京・赤坂「ゲーテ・インスティトゥート東京（Goethe-Institut Tokyo）」が、今年で開設60周年。これを記念して5月より実施されている企画「unrest 62|22 (変動の時代 62|22)」の第1期・第2弾として、音楽プログラム「GRENZFREQUENZ 限界振動」「TELE MUSICKING」が5月27日（金）、28日（土）の2日間に亘ってゲーテ・インスティトゥート東京およびドイツ・ベルリン「ベルリン日独センター（Japanisch-Deutsches Zentrum Berlin）」にて開催されます。前売チケットはPeatixにて販売中。

　5月27日（金）の「GRENZFREQUENZ 限界振動」では、Karlheinz Stockhausenが1966年に東京のNHK電子音楽スタジオ（1998年閉鎖）にて制作し、同年にNHKスタジオにて初演された『Telemusik』をアルゼンチン出身の音楽家・Juan Verdaguerがサウンド・プロジェクション。『Telemusik』初演にも参加した刀根康尚が1962年に制作した『足踏みオルガンのための音楽』を角銅真実が再演します。加えて実施されるレクチャー・プログラムには、ベルリンからVerdaguer、東京から馬場省吾と金子智太郎が登壇。

　5月28日（土）の「TELE MUSICKING」は、様々な民族音楽を相互変調した『Telemusik』に着想を得た4段階構成のプログラム。ベルリンでは菊地奈緒子、大城真、Mieko Suzuki、東京ではju sei、山本達久、YPYがそれぞれ4chサラウンドを使用して即興演奏 / 録音。互いに音源を送受信して相対する会場にて再生したのち、同音源をベルリンではGebrüder Teichmann（Andi + Hannes Teichmann）、東京では松浦知也、okachiho、日野浩志郎 aka YPYが『Telemusik』でも用いられたクロス・モジュレーション / リング・モジュレーションの手法で変調するリアルタイム・リミックスを実施して録音。同音源を相対する会場で再生することにより完結します。

　なお「unrest 62|22 (変動の時代 62|22)」は今後、9～10月にダンス、10月にコンテンポラリー・ミュージックのプログラムを実施予定。

■ GRENZFREQUENZ 限界振動

■ TELE MUSICKING

［出演］
Gebrüder Teichmann (live electronics, cross modulations) / ju sei (vo etc.) / 菊地奈緒子 (箏) / 松浦知也 (cross modulations) / okachiho (cross modulations) / 大城真 (sound object) / Mieko Suzuki (turntable, live electronics) / 山本達久 (dr, per, objet) / YPY (electronics)

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