井出佳美がソロ・エキシビション「とある日の場所とか気持ちとか」を東京・新宿 BAR 星男、東京・銀座 月のはなれで開催

　今年は8月に東京・亀戸アートセンターで開催されたグループ展「簡易立体展」に参加し、大阪・本庄西 iTohenにて9月4日（土）から20日（月）まで開催されているグループ展「出張opaltimes “並行世界”」にも出展中のアーティスト・井出佳美が、ソロ・エキシビション「とある日の場所とか気持ちとか」を9月17日（金）から29日（水）まで東京・新宿 BAR 星男、9月20日（月・祝）から10月3日（日）まで東京・銀座 月のはなれで開催。

　月のはなれでは主にモノクロ作品、BAR 星男ではモノクロ作品から派生した彩色作品を展示販売。BAR 星男のランチ・タイムには9月20日（月・祝）から24日（金）まで、カレー・ショップ「Spice Hut」が同展のイメージで考案したオリジナル・カレーがメニューに加わります。

霞がかったように、近い未来のことまでが不透明な毎日の中で、
井出さんの作品が、身近な場所や時間、そばにいる人達の存在に、柔らかい光を当て、
視界と思考をクリアにしてくれます。
今回、月のはなれの田村さんからお誘いいただき、2つ会場で同名の展覧会を開催する運びとなりました。
銀座ではモノクロ作品を中心に展示、新宿ではそこから派生した井出さんらしい色彩の作品が並びます。
会場となる「月のはなれ」と「Bar星男」、2つの場所の名前には、導かれたような不思議な縁を感じています。
この展覧会が、ご来場いただくみなさまにとって、少し不安な時代を歩むための道しるべになることを願っています。
ぜひご期待ください。
――BAR 星男 チャンス

いやなこともあったけど、今日食べたかき揚げそばは、昨日食べた月見そばは美味しかったじゃん！
いつもはそんなところから描き始めます。
でも時として、バックグラウンドに思いを馳せ描く景色があり、それは父の生まれ育った長野の景色です。
父が亡くなる直前に、次の絵を描くためにと用意しておいたキャンバスがありました。
まだ描けそうにないと20年以上放置したままでしたが、今回そのキャンバスに私が思う長野を描いてみます。
大阪iTohenでのグループ展「並行世界」、同名タイトルで開催する銀座月のはなれでの展覧会、
そしてこの星男での展覧会と、9月に3つの場所で作品を発表します。
星男で展示する作品が、一連の流れを集約した
「とある日の場所とか気持ちとか」というアルバムの“ジャケット”になるようなイメージです。
――井出佳美

■ 井出佳美 個展
とある日の場所とか気持ちとか

| 2021年9月17日（金）-29日（水）
東京 新宿 BAR 星男
月-金 ランチ・タイム 11:30-14:30 | バー・タイム 18:00-20:00 | 会期中無休

| 2021年9月20日（月・祝）-10月3日（日）
東京 銀座 月のはなれ
月-土 14:00-23:30⁡ | 日祝 14:00-21:00⁡ | 9月22日（水）・29日（水）休

［井出佳美 × Spice Hut］
2021年9月20日（月・祝）-24日（金）ランチ・タイム
Spice Hutが展覧会をイメージして作ったオリジナル・カレーを味わえます。