ライヴ活動の開始から10年目にあたる6月30日より弾き語りツアー「折坂悠太 らいど 2023」を開催中の折坂悠太が、これまで歌唱してきた62曲の歌詞を編纂した『(歌)詞集 「あなたは私と話した事があるだろうか」』を上梓。山口博之が代表を務める「good and son」内の出版レーベル「WORDSWORTH(ワーズワース)」の第1弾として10月1日(日)に発売されます。
同書は、これまでに発表されてた楽曲の歌詞に加え、ライヴのみで披露している詞、未発表の新作詞、さらに折坂による書き下ろしエッセイ4編も含む全234頁。装丁は佐々木英子 + 山田和寛(nipponia)が手がけています。
なお「らいど 2023」の残り2公演(9/22 京都・京都コンサートホール アンサンブルホールムラタ、29 東京・三軒茶屋 昭和女子大学 人見記念講堂)では、先行販売を予定。両公演のチケットは完売となっているものの、開場前の16:30から17:30までは公演チケットなしでの購入が可能です。また、「A!SMART」ではオリジナル・マスキングテープ、WORDSWORTH卸店舗ではオリジナル歌詞ステッカー(11種ランダム)が先着特典として用意されています。
詞をまとめる作業は、長年使ってきた道具に手入れをするような感覚でした。
ひときれのパン、ナイフ、ランプ。生き抜くために、今一度持ち物チェック。
どうぞ私のかばんを開けて、私をかばんに忍ばせてください。
編集の山口博之さん、装丁の山田和寛さん、関わってくださった全ての人に感謝します。
――折坂悠太
ためらいと抵抗の詞学
折坂さんの強烈な個性である歌声や歌唱法、メロディやリズムといった“歌唱”の要素から離れた、もうひとつの独創、言葉=“(歌)詞”を私たちはどんな響きで読むでしょうか。
折坂さんは都合のいい言葉で私たちを安易な納得へと誘いません。言葉にできないものに対して、わかったような言葉で誤魔化すことをせず、目をそらさずに見つ続けるのです。熱狂に巻き込まれることなく傍観するのでもなく、淡々と熱く、ためらいながら、抗いながら、私たちの方を向いています。
折坂さんは私たちに何を話しかけようとしているのか。
歌に乗せて“聴く”だけの言葉ではない、読み、想像し、対話するものとしてこの(歌)詞集をつくりました。ひとり静かにこの本を開き、自分だけの読み方で時間を過ごしていただけたらうれしいです。
――山口博之(good and son | WORDSWORTH)
■ 2023年10月1日(日)発売
折坂悠太
『(歌)詞集
「あなたは私と話した事があるだろうか」』
WORDSWORTH (good and son)
111 × 154mm | 上製本 | 234頁 | 1,800円 + 税
ISBN 9784991328107
[取扱店]
一部書店 / Amazon / A!SMART / タワーレコードオンライン / HMV & BOOKS online
[先行販売]
「折坂悠太 らいど 2023」
2023年9月22日(金)京都コンサートホール アンサンブルホールムラタ公演
2023年9月29日(金)昭和女子大学 人見記念講堂公演にて
■ 折坂悠太
らいど 2023
https://beacons.ai/orisakayuta
| 2023年9月22日(金)
京都 京都コンサートホール アンサンブルホールムラタ
開場 18:00 / 開演 19:00
前売 5,800円 / 当日 6,300円(税込 / 全席指定) Sold Out
| 2023年9月29日(金)
東京 三軒茶屋昭和女子大学 人見記念講堂
開場 18:00 / 開演 19:00
前売 5,800円 / 当日 6,300円(税込 / 全席指定) Sold Out
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