2020年発表のアルバム2タイトル『Like No Other』『Like No Other 2』をはじめ、(1982s, HAKUCHUMU, ex-DOWN NORTH CAMP)と組んだデュオでのシングル・リリース、LOWTIDE BOYS、OH!KISS、SKMらのプロデュースワークなど、プロデューサーとしての躍進を続けるAIWABEATZが、特異なスクリュー・スタイルをシグネチャーとするDJとしての最新ミックス作品『Purple Light / Purple Heat』(CD BUSHBASH-014 1,500円 + 税)を東京・小岩 BUSHBASHのレーベル・ラインより3月30日(水)にリリース。
preparationset『perception』(2020)のダブを拡張解釈した前作『AIWABEATZ vs. preparationset』に続く『Purple Light / Purple Heat』は、ソフトロック、アシッド・フォーク~エテリアルをスクリューの手法によって新たな体験として同一線上に見せる作品。録音は谷内栄樹、マスタリングは大城 真(夏の大△ | BasicFunction)が担当しています。カヴァー・アートはWACKWACKによるもの。リリースにあたり、RamzaとMichioshka(EBBTIDE RECORDS | SEMINISHUKEI)がコメントを寄せています。
なおAIWABEATZは同作の発売を記念し、3月28日(月)にBUSHBASHにて3時間に及ぶセットを敢行予定。
ミクロからマクロを見る様に
BUSHBASHに物言わず座る友人(音楽)を
紫光に翳された男が迎えに来た。
途方も無くデザインされた波の美しさの中へ耳を澄ませ
大きな放物線を描きながら終末を目指すと
彼は無抵抗に瞬間を永遠に変換した。
つまりはこの時、この男を座標にして世界の輪郭を把握していた。
奥歯を撓らす様な慊なさが柔らかにストリングスの震えを観測して
俺は今日、名古屋の河川敷からボブの言う様な“風”吹かれ
たおやかな感情の原因をAIWABEATZに投射する。
――Ramza
H-TOWNにあった深い酩酊手段としてのスクリュードをオルタナティヴな手法として押し進め
新たな音楽のケミストリーとして酩酊 + サムシングを模索するAIWABEATZによるNEW MIX。
ストーナー化し足を絡めとられたアルペジオとパープルなストロークから生まれる低速サウダージ。
爪弾かれる一音、タムを打つ一音に溶けた鉛が絡みつくのだけど決してドゥーミーにならず、
むしろ少し浮足立つようにサスペンドさせてくれる粘着質で不思議な夢。
――Michioshka (EBBTIDE RECORDS | SEMINISHUKEI)
■ 2022年3月30日(水)発売
AIWABEATZ
『Purple Light / Purple Heat』
CD BUSHBASH-014 1,500円 + 税
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