大城真主宰「BasicFunction」が初のレーベル・イベントを東京・桜台 poolにて開催　宮里千里、角銅真実ら出演 | AVE

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10/17/2019
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　池間由布子、NRQ、王舟、角銅真実、柴田聡子、テニスコーツ、フロリダ（滝沢朋恵 + テンテンコ）などの作品を手がけるエンジニアとしてのみならず、自作装置を用いた演奏家 / 美術家としても活し、川口貴大、矢代諭史と組んだバンド“夏の大△”の一員でもある大城真が、自身主宰レーベル「BasicFunction」のショウケースとなるフェスティヴァル「Basic Function Festival」を10月26日（土）・27（日）の2日間に亘って東京・桜台 poolにて開催。

　宮里千里による貴重な録音を38年の時を経てパッケージ化した『琉球弧の祭祀 – 久高島イザイホー』（2016）、角銅真実のソロ・デビュー・アルバム『時間の上に夢が飛んでいる』（2018）、世界最大級のメディア・アート・フェスティヴァルとして知られるオーストリア・リンツ「Ars Electronica」にて2019年度の“Digital Musics & Sound Art”部門“Honorary Mentions”を受賞している正直（小林椋 + 時里充）『KB』などの作品をリリースし、古の祈りから現代美術までを包括ながらも親しみ易いパッケージ作りを続けているBasicFunction。「Basic Function Festival」には、これまでに同レーベルから作品を発表している全アーティストに加え、未来のBasicFunctionアーティストも出演。

　イベントは、A / B / Cの3プログラムで構成。10月26日（土）14:00からのプログラム“A”は、『琉球弧の祭祀 – 久高島イザイホー』の録音者である宮里千里と、世界各地の祭事に造詣が深く、10月11日に新刊『奥東京人に会いに行く』（晶文社）を上梓したばかりの文筆家 / 編集者・大石始によるトークショウ。同日19:00からのプログラム“B”は、角銅真実 + 巌由美子（vc）、夏の大△ + ju sei、Zayaendo plays Ueno Action（植野隆司 + ざやえんどう）のライヴ・パフォーマンス。翌27日（日）19:00からのプログラム“C”では、大城真 + 川口貴大 + 大蔵雅彦、ユタカワサキ + 山形一生、正直鹿サイエンス（正直 + すずえり + 鹿くん）、中村ゆい + kndによる演奏が予定されています・両日共に、moids（三原聡一郎 + 斉田一樹）のインスタレーションも展示。

　なお当日は、BasicFunction最新作2タイトルを初売。中村ゆいのカセットテープ作品『blackgrounds』と、昨年10月から11月にかけて京都・上賀茂「瑞雲庵」にて開催された大城真、Felix Hess、moids、鈴木昭男、宮北裕美のグループ展「空白より感得する / From blanks to Sensitivity」の模様を収めた特殊仕様のUSBフラッシュドライヴが販売されます。

■ Basic Function Festival
2019年10月26日（土）-27日（日）東京桜台 pool
Installation: moids（三原聡一郎 + 斉田一樹）

［A | 2019年10月26日（土）］
Talk: 宮里千里 + 大石始
開場 14:00
当日 1,500円（税込 + 別途ドリンク代）

［B | 2019年10月26日（土）］
Live: 角銅真実 (with 巌由美子 vc) / 夏の大△ + ju sei / Zayaendo plays Ueno Action（植野隆司 with ざやえんどう）
開場 19:00 / 開演 19:30
予約 2,500円 / 当日 3,000円（税込 + 別途ドリンク代）

［C | 2019年10月27日（日）］
Live: 大城真 + 川口貴大 + 大蔵雅彦 / ユタカワサキ + 山形一生 / 正直鹿サイエンス（正直 + すずえり + 鹿くん） / 中村ゆい + knd
開場 18:00 / 開演 19:00
予約 2,500円 / 当日 3,000円（税込 + 別途ドリンク代）