Borisがシュガー吉永 (Buffalo Daughter) サウンド・プロデュースの30周年記念アルバム『W』をKiliKiliVilla / Sacred Bonesからリリース


 昨年はJack White(THE WHITE STRIPES, THE RACONTEURS, THE DEAD WEATHER ほか)主宰レーベル「Third Man Records」による名作『Flood』(2000, Midi Creative)の初ヴァイナル化や、ペダル・ブランド「EarthQuaker Devices」とのタイアップとして制作されたシングル『Reincarnation Rose』(KiliKiliVilla)などが話題となったBorisが、『NO』(2020)以来約2年ぶりのオリジナル・フル・アルバム『W』をリリース。国内は「KiliKiliVilla」、ワールドワイドは「Sacred Bones Records」より、いずれも1月21日(金)に発売されます。

 今年で活動30周年を迎えるBorisがアニヴァーサリー・アルバム第1弾に位置付けて発表する同作は、『Reincarnation Rose』にゲスト参加したBuffalo Daughterのシュガー吉永をサウンド・プロデューサーに迎え、ゲスト・プレイヤーとしてベーシスト・TOKIEを起用。ノイジーなスラッジ・メタル・チューン「未来石」をピークに配しつつもWata(vo)のウィスパー・ヴォーカルやドリーミーなアンビエンスが全体を支配し、『NO』の連作として制作されながらも対極を感じさせると同時に、エクストリームな対極 = 同一性をも想起させる内容です。カヴァー・アートは、『tears e.p』(2019, TRASH-UP!! RECORDS)ではカヴァー・モデルを務めた気鋭画家・友沢こたおによる油絵をフィーチャーしています。

 発売に先駆け、かつてなくスウィンギンな収録曲「数に溺れて」のMVが公開中。『Reincarnation Rose』に引き続きYUTARO(ART LOVE MUSIC | SADS)が監督を務めた同MVには、昨年4月に開催されたコンテンポラリー・ダンス / ネオクラシカル公演「Melos Dance Experiment」でBorisとのコラボレートを果たしているダンサー / アートプロデューサー・土井由希子が出演しています。

■ 2022年1月21日(金)発売
Boris
『W』

CD KKV-127 2,545円 + 税

[収録曲]
01. I want to go to the side where you can touch...
02. イセリナの神様は言葉 / Icelina
03. 数に溺れて / Drowning by numbers
04. Invitation
05. 未来石 / The fallen
06. 善悪の彼岸 / Beyond good and evil
07. Old projector
08. 知 / You will know (Ohayo version)
09. 乗算 / Jozan

Gallery

Boris Official Site | https://borisheavyrocks.com/
heavy rock party Official Site | https://nydcollection.com/pages/hrp