色褪せぬ2006年の1stフル・アルバム『Burial』から15年を経てもなお謎めいた存在感を放つ鬼才・Burialが、2ndアルバム『Untrue』(2007)以来実に15年ぶりの長編タイトルとなるEP『Antidawn』を引き続きSteve Goodman aka Kode9主宰「Hyperdub」からリリース。2022年1月6日(木)より各プラットフォームでの配信が開始されます。1月28日(金)には、ヴァイナルおよびステッカー付属の国内盤CD(BRC693 2,200円 + 税)も発売。
昨年はシングル『Chemz / Dolphinz』をはじめ、Four Tet、Thom Yorkeとの合作『Her Revolution / His Rope』(XL Recordings)や、BlackdownとのコラボレートEP『Shock Power Of Love』(Keysound Recordings)も好評を博したBurial。『Antidawn』についてHyperdubからは、「『Antidawn』はブリアルの音楽を気化させる。この作品は、混乱したつぎはぎのようなソングライティングと、不気味なオープンワールドゲームの環境音との間に存在する領域を追求する。そこにある中間地帯では、歌詞が歌よりも優先され、孤独なフレーズが霞を彩り、荒々しく断片的な構造が時間の歩みをスローダウンさせる。『Antidawn』は、冬の都市のストーリーのようで、何かが聴くものを夜の世界へと誘う。その結果、心地良さと不穏さが同居し、冷気の中に静かで不気味な光を生み出す。ひとたび“悪い領域”に達すれば、呼吸すら奪われてしまう。そして、時が止まる」とのテキストが発表されています。
■ 2022年1月28日(金)発売
Burial
『Antidawn』
国内盤CD BRC693 2,200円 + 税
[収録曲]
01. Strange Neighbourhood
02. Antidawn
03. Shadow Paradise
04. New Love
05. Upstairs Flat
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