「DISCIPLINE」が不詳のセレクターEX LIBRISによるミックス・シリーズ第3弾を公開


 「DISCIPLINE」コレクティヴが主宰するミックス・シリーズ“Discipline MIX”が、1797071 aka MAKO(Ms.Machine)の『#01』、高野直紀 aka TIDEPOOL(IN THE SUN)の『#02』に続く第3弾として、詳細不明のセレクター・EX LIBRISによる『#03』を公開。

 同作は、Blackest Ever Black、Horo、Hospital Productions、iDEAL、Stroboscopic Artefacts、Posh Isolation、Subtext、Tri Angleを横断するようなセレクトに、Dave Philips(FEAR OF GOD)、Ms.Machine、NINOS DU BRASIL、Okay Vivianなどもフィーチャーした内容。公開にあたり、DISCIPLINEの中心人物でもあるHIKARI(Granule)が一文を寄せています。

 なおDISCIPLINEは、CVLTSL4VE aka Hate(MOONSCAPE)主催「CVLTIVATE」とのコラボレート・イベント「Discipline #23 with CVLTIVATE」を7月25日(土)にBUSHBASHにて開催。

朝から激しい雨だ。7月の中旬だというのに肌寒さを感じる。
日々は俺達を責め続ける。
自意識のようなものを抱くようになってからは全てがそうなのだ。
今は簡単に会うことができない場所にいるEX LIBRISと昨夜話していた内容を思い出していた。
絶望が前提だから、消えて無くなることはイージーだし、たった今全てを終わらすことも可能だ。

ハードとは何か。
そんなことを思いながらメールをチェックするとEX LIBRISからMIXが届いていた。

「これはとても特別なMIXだ」
それをBGMに自分の存在、それ自体に対する疑問や悲しみについて考えた。
もう一度書く。絶望が前提だ。だから、絶望に起因した行動はイージーだ。
手に入れることで失うことを、さらけ出すことで対峙すること。
自分が立っている何気ない場所、それが誰かにとっての彼岸だということ。
EX LIBRISが教えてくれたのはそういうことなんじゃないだろうか。
愛情と憎悪について考えることがますます増えた。

このMIXを聴き終わる頃にEX LIBRISの出産に立ち会ったような気分になった。
次に会う時は先生も誘って3人で明るい映画を観て笑おう。
本当におめでとう。

――HIKARI (Granule | Discipline)

Discipline #23 with CVLTIVATEDiscipline #23 with CVLTIVATE

2020年7月25日(土) 18:30-
東京 小岩 BUSHBASH
https://www.youtube.com/channel/UC8BJ3jMOvDNJXzeJWygf-vA

入場
2,000円(税込 / 別途ドリンク代)
※ 限定20名 | 要予約
disciplineproduction.tyo@gmail.com

Special Guest
惨劇の森 (DJ Abraxas + Ko Umehara + Phonehead + Bushmind)

Live
Hegira Moya / KLONNS / MOONSCAPE

DJ
1797071 (Ms.Machine | Discipline Djs) / 富烈(Granule, UTOPIA EXPERIMENT | Discipline Djs)

Gallery

Discipline Official Site | https://disciplinetokyo.tumblr.com/