Felix Hessのカエル録音3タイトルを大城真主宰「BasicFunction」がリリース　カヴァー・アートは近藤さくら | AVE

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05/26/2021
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　物理学者としてのキャリアを経て1980年代から活躍し、近年は2018年に京都・上賀茂「瑞雲庵」にて開催されたグループ展「空白より感得する / From blanks to Sensitivity」における20年ぶりの来日が話題となったオランダの美術家・Felix Hess。その録音作品3タイトル『Australian Frogs 2』（CD BsF012 1,500円 + 税 | Bandcamp）、『Palenque』（CD BsF013 1,500円 + 税 | Bandcamp）、『Frog Night』（CD BsF014 1,500円 + 税 | Bandcamp）を、大城真（夏の大△）主宰レーベル「BasicFunction」がリリース。5月19日より販売が開始されています。

　同3作は、世界各国で録音したカエルの鳴き声を収録し、1980年代初頭から2000年代初頭にかけてカセットテープ、ヴァイナル、CD-Rなどのフォーマットで発表されたHessのターニングポイント作品群「Frogs」シリーズからの自選ベスト。『Australian Frogs 2』ではオーストラリア在来6種、『Palenque』ではメキシコ・パレンケのオオヒキガエル、『Frog Night』では日本在来3種（アマガエル, トノサマガエル, シュレーゲルアオガエル）の声を扱っています。いずれもマスタリングは大城が担当。画家・近藤さくらによるピースをあしらったカヴァー・アートは、竹田大純（HAUS）がデザインしたもの。

　なお、ヤジロベエを使用したHessの「空白より感得する / From blanks to Sensitivity」出展作品『It’s in the air (vanes)』は、「BasicFunction」から2019年に発売されたUSBフラッシュドライヴ作品『空白より感得する / From Blanks to Sensitivity』で確認できます。