Photo ©竹久直樹
昨年はSam Wilkesをフィーチャーしたシングル『口の花火』をSteven Ellison aka Flying Lotus主宰「Brainfeeder」から発表して話題となった長谷川白紙が、ニュー・シングル『ボーイズ・テクスチャー』をリリース。5月9日(木)の配信開始に合わせ、MVも公開されています。
「COMME des GARÇONS noir kei ninomiya」2024年S/Sショウのために書き下ろした楽曲をベースにしているという「ボーイズ・テクスチャー」は、7月24日(水)に「Brainfeeder」より発売される『エアにに』(2019)以来約5年ぶりのフル・アルバム『魔法学校』からの先行シングル。西田修大がギター演奏で参加し、ミキシングはDAOKO、KID FRESINO、サカナクションらを手掛ける浦本雅史、マスタリングはBjörk、Jenny Hval、Kelly Moran、Holly Herndonらの作品でも知られるHeba Kadryが担当しています。
『魔法学校』には「ボーイズ・テクスチャー」「口の花火」をはじめ、KID FRESINOとのコラボレート楽曲「行つてしまつた」、ヴァーチャル・シンガー花譜への提供曲「蕾に雷」(2022)のセルフ・カヴァー、国立音楽大学の先輩にあたる挾間美帆がホーン・アレンジメントを手掛けた「恐怖の星」を含む全12曲を収録。演奏陣にはSam Wilkes(b)、西田修大のほか馬場智章(t.sax)、小西 遼(a.sax)、真砂陽地(tp)を迎え、ミキシングはD.O.I.、The Anticipation Illicit Tsuboi、浦本雅史、zAk、マスタリングはHeba Kadry、Randy Merrill(Sterling Sound)、Stuart Hawkes(Metropolis Studios)が手掛けています。
私は最初、身体を倒立させるという単一の目的に向けてこの作品を制作し始めました。しかし制作を進める中で、初めに仮定していた身体の構成法がいかに既に一元的であったか、そして私自身の身体がいかに無数の矛盾した可能性を持っているかに恐れを抱くことになりました。この作品の制作は、常にそのような恐れと混乱の中で行われました。私は最終的には、この作品を明瞭に方向づけることはしませんでした。それは最初から不可能であったのです。私は工芸士や宣教師、サンプルパック、シャッター、時間の雇用主や記憶の親友、虎の子、輝く無性的なもの、思い浮かぶ何にもなりたくなく、同時に全てになりたいと思いました。
私は未だに自らの制御を失っています。そしてそれはおそらく、時間的な経過の中でしか失えないものでした。
(私からは以上です。)
――長谷川白紙
■ 2024年5月9日(木)発売
長谷川白紙
『ボーイズ・テクスチャー』
Brainfeeder | Beat Records BF140B
■ 2024年7月24日(水)発売
長谷川白紙
『魔法学校』
Brainfeeder | Beat Records BF140
https://hakushihasegawa.lnk.to/mahogakko
[収録曲]
01. 行っちゃった
02. 行つてしまつた (長谷川白紙 & KID FRESINO)
03. 口の花火
04. 撤回
05. 蕾に雷
06. 恐怖の星
07. ねんねこころみ
08. 禁物
09. 魔法インター(v2)
10. ボーイズ・テクスチャー
11. 焱ばみ
12. 外
[CD国内盤]
歌詞・解説付き | 2,700円 + 税
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=14074
[CD国内盤 + Tシャツ]
歌詞・解説付き | 7,700円 + 税
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=14074
[LP国内仕様盤 / LP通常盤]
| 国内仕様盤: 日本語帯付き | 解説書・DLカード付き | トランスルーセント・ピンク・ヴァイナル | 5,400円 + 税
| 通常盤: DLカード付き | トランスルーセント・ピンク・ヴァイナル | 5,000円 + 税
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=14075
[タワーレコードLP限定盤]
DLカード付き | ゴールド・ヴァイナル
https://tower.jp/item/6357745
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