Photo ©Christine Plenus
『午後8時の訪問者 La Fille Inconnue』(2016)に続く最新監督作『その手に触れるまで Le Jeune Ahmed』の近日日本公開を控えるジャン=ピエールとリュックのダルデンヌ兄弟が、現在も部分的なロックダウンが続くベルギーの自宅から、日本の観客に向けてのメッセージ映像を公開。
映像では、兄・ジャン=ピエールが「COVID-19で自宅待機中のベルギーからのメッセージです。死に至らしめる狂気に取り憑かれた思春期の少年が元の人生を取り戻す旅を、皆さまが、熱心に、夢中になって、注意深く観て下さることを期待しています」、弟・リュックは「この映画の邦題は『その手に触れるまで』です。コロナウイルスで皆が自宅待機している今、とても具体的な意味合いを持ちます。私たち2人はこの映画を作った時、映画の中のアメッドの母親のような気持ちでした。友達と遊ぶのが好きだった子に戻るように試みました。映画をお楽しみください」とそれぞれコメント。自宅の一室というロケーションとあって、各々のバックグラウンドや生活も垣間見られる貴重な映像となっています。
■ 2020年近日公開
『その手に触れるまで』
ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショウ
http://bitters.co.jp/sonoteni/
[キャスト]
イディル・ベン・アディ / オリヴィエ・ボノー / ミリエム・アケディウ / ヴィクトリア・ブルック / クレール・ボドソン / オスマン・ムーメン
[監督・脚本]
ジャン=ピエール・ダルデンヌ / リュック・ダルデンヌ(『午後8時の訪問者』『サンドラの週末』)
2019年 | ベルギー フランス | 84分 | 1.85:1 | 映倫区分 G
英題 ‘Young Ahmed’ | 原題 ‘Le Jeune Ahmed’
後援: ベルギー大使館
配給: ビターズ・エンド
Photo ©Les Films Du Fleuve | Archipel 35 | France 2 Cinéma | Proximus | RTBF
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