『家庭料理とわたし――「手料理」でひも解く味の個人史と参考になるかもしれないわが家のレシピたち』『THE LADY』『KANISUKI』『KYOTO NODATE PICNIC GUIDEBOOK』といったジンや私家版冊子を制作してきた京都府京都市在住の梶谷いこが、書籍『恥ずかしい料理』を昨年12月に誠光社から刊行。同書の制作中から完成するまでの日記を収めた『「恥ずかしい料理」制作日記』も同月に自費で出版しています。
他人の目には触れない日常の食事を生み出す“ふつうの台所”に着目した『恥ずかしい料理』。登場するのは、実家暮らしの女性、一人暮らしの女性、夫婦、子を持つ母、酒肴がメインの男性、季節料理店店主、銭湯経営者の7人。世間体とは無縁の食卓の様子を、フォトグラファー・平野 愛が撮影した写真と共に綴っています。
『「恥ずかしい料理」制作日記』は、『恥ずかしい料理』制作中の昨年3月20日から、印刷に立ち合う12月4日までの日記を、文庫サイズの冊子にまとめたもの。文章に加えてデザインも自身で手がける梶谷が、会社勤めの傍ら一冊の本を完成させるまでの過程を記録しています。巻末には「『恥ずかしい料理』編集人より」と題し、堀部篤史(誠光社)が寄稿。装画は南田真吾、「趣味の店文庫」のロゴはBIOMANによるもの。なお、1月15日(金)まで「恥ずかしい料理 刊行記念写真展 Photography by Ai Hirano」が京都・誠光社にて開催されています。
■ 2020年12月21日(月)発売
『恥ずかしい料理』
著: 梶谷いこ 写真: 平野 愛
誠光社 | 1,800円 + 税
A4変型 | 86ページ | ソフトカバー
ISBN 978-4991114922
https://seikosha.stores.jp/items/5fb62232f0b1082519a5e1ca/
■ 2021年12月24日(木)発売
梶谷いこ
『「恥ずかしい料理」制作日記』
1,500円 + 税
文庫判 | 326ページ | ソフトカバー
https://iiiiiqc.stores.jp/
https://seikosha.stores.jp/items/5fc5fb3e72eb461d33efb610/
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