Kanae Entaniが作品集『刺繍でABC』を刊行　個展を台湾・高雄で開催 | AVE

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02/07/2020
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　刺繍アーティストのKanae Entaniが作品集『刺繍でABC』（文化出版局 | 税込1650円）を2月24日（月・祝）に刊行。“Anemone”をはじめとする花々、“Bird”や“Cat”などの動物から食べ物“Donuts”、イギリス国旗や紅茶のポットなどをモチーフにした“England”まで多様なテーマを図案化し、ポーチやバッグ、オーナメントなどのアイテムで紹介しています。

　19歳で渡英し、現地の美術大学でテキスタイル・デザインを学んだKanae Entaniは、デザイナーDonna Wilsonやイラストレーター / アート・ディレクターLizzie Finnなどの元でアシスタント経験を積み、2011年の帰国後は個展を中心に刺繍アーティストとして活動をスタート。刺繍という“クラシカルな技法”で、“現実と空想の間にあるような世界”を表現しています。2013年にはNHK EテレのCMで刺繍アートワークを担当。2015年には『1色からはじめる刺繍花と動物の刺繍と布小物』（コスミック出版）を刊行しています。

　“伝統的な刺繍の技法を使用して現代的な作品を作ること”をテーマに活動するEntaniは、本書では刺繍糸の代わりにリボンを使った“リボン刺繡”のプロセスも解説。撮影 / スタイリングには著者が学生の頃から憧れていたという大段まちこ（撮影）と岡尾美代子（スタイリング）を迎え、ブック・デザインは吉田早希が担当しています。

　また、本書の出版を記念した個展「Kanae Entani Solo Exhibition」を台湾・高雄七号閱覽室にて2月15日（土）から3月末（日程未定）まで開催。東京での巡回展も予定されています。