都市と書、言葉と人の関係性を視覚的に探求
し、ARを用いた作品の発表を続ける児嶋啓多が、2020年の「Augmented / Words in the City」(東京・渋谷 Meets by NADiff)以来約4年ぶりとなるソロ・エキシビション「ネオ東京 徘徊と書」を5月16日(木)から6月16日(日)まで東京・恵比寿 NADiff a/p/a/r/tにて開催。
シャッターをオートに設定したウェアラブル・カメラで都市を移動しながら撮影し、集積された画像にドローイングをレイヤードした作品集『ネオ東京 徘徊と書』を昨年11月に自身主宰の「Augmented Books」より刊行している児嶋。同名の個展には、同書の一部をキャンバスにプリントした作品とAR作品が出展されます。
世界はどんな姿をしていのか
見えているのは意識の作り出した世界
世界の姿は認識している姿とはきっと同じではない
言葉には、意味を作り、思考を形作り、感情を呼び起こす力がある
言葉を生み出すことは、物事の状態を修正すること
世界を操作する こと、世界を修復不可能なまでに変容させること
私たちが世界に存在することの本質的な側面
世界と出会い、それを理解するための媒介
私たちが世界を開示し、世界に介入する力
歩く書く
暗い部屋に突然詰め込まれ
ここはどこかと手探りで触るように都市を徘徊し書を残す
――児嶋啓多
■ 児嶋啓多
ネオ東京 徘徊と書
http://www.nadiff.com/?p=32004
2024年5月16日(木)-6月16日(日)
東京 恵比寿 NADiff a/p/a/r/t
12:00-20:00
月曜定休
入場無料
■ 2023年11月発売
児嶋啓多
『ネオ東京 徘徊と書』
Augmented Books | 310mm × 236mm | 198ページ | ソフトカバー | 税込16,500円
https://www.augmentedbooks.jp/items/79942681
https://www.nadiff-online.com/?pid=180868687
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