文 | SHV (KLONNS)
写真 | KLONNS
シアトル編
筆者の所属するハードコア・パンク・バンドKLONNSは、2025年4月にバンド史上初のアメリカ西海岸ツアーをワシントン州が誇る最高のバンド・GAGと共に敢行しました。その貴重な体験を記録し、みなさまと共有させていただきたいと思います!
まずはツアー実現に至った経緯を簡潔に。弊バンド作品の国外リリースを担ってくれている「Iron Lung Records」から18周年アニヴァーサリー(微妙な年数!)のフェスをシアトルで開催するから出演してくれないかという素敵なオファーがありました。その後IRON LUNG(バンドとして)の新作が発表されたので、周年イベントというよりはレコ発的なニュアンスが強かったのかもしれません。願ってもない話だったので即OK。ついでに1週間ほどのツアーも組んでもらうことになりました。
余談ですが、IRON LUNGというと日本でも馴染み深いUSパワーヴァイオレンスのレジェンドだと思いますが、メンバーが運営する同名のレーベルは実のところパワーヴァイオレンスのリリースは極一部で、大部分が世界各地の先鋭的なハードコア・パンクやポストパンクというセレクトが興味深いですよね。
話を戻すと、詳しい経緯はもはや忘却の彼方ですが、我々のツアーにGAGが帯同してくれて、ドラマーのJeff(Caffey | ANGEL DU$T, CHANGE, ODD MAN OUT etc.)がツアーのブッキングをしてくれるという最高の流れに!GAGは彼らの最初の日本ツアーで共演したときから「アメリカに来なよ!」と言ってくれていたので、実現できて本当に感涙……。さらに言うと、KLONNSはそもそもHOAX等に代表される2010年前後に登場した新しい北米のハードコア・パンクの潮流(と筆者は解釈してます)、レーベルで言うと「Iron Lung Records」はもちろん、「Toxic State」とか「Deranged Records」(このへんを一括りにすると雑すぎるかもしれませんが、あくまで当時の日本からの視点ということで)といったムーヴメントへの日本からの回答的なイメージで立ち上げたバンド。だからGAGとのツアーはひとつのゴール、とまで言うと大げさかもしれませんが、とにかく筆者にとって大きな意味がある出来事でした。
そんなわけで、悠々とツアー・ブッキングの進捗を待っていたのですが、2025年の年明け頃、関係者グループチャットに下記の投稿が……。
Jensen (Ward | IRON LUNG) 「やあJeff、ツアーのブッキングはどうなってる?」
Jeff 「ん?ブッキングは君がやっているんじゃないのか?」
!!!!!?????
ツアー開始3か月前の時点でこれは(笑)。渡航前にいきなり西海岸バイブスを喰らい焦りましたが、結局IRON LUNGのブッキング・エージェント「Fern Agency Group」とJeffで手分けしてブッキングしてくれることに。まあ、もしかしたらアメリカのブッキング事情はこれくらいの短期間でも問題ないのかもしれません。知らんけど。
今回トランプ再就任のタイミングだったこともあり、入国審査にはかなり不安がありました。そのため機材は基本GAGに借りて、一部機材と物販、バナーは郵送、Tシャツ類はすべてアメリカで生産することにしました。マーチ製作は先日「BLACK HOLE」の招聘で来日したPLANET ON A CHAINのギタリストであり、DEAD AND GONEやTALK IS POISON、PUNCH、CALIFORNIA LOVE、SHIT COFFINSのメンバーとしても知られるオークランドのリヴィング・レジェンドBrian Stern氏に依頼。筆者の怠惰でギリギリめのオファーになってしまったにも関わらず、キッチリ仕上げてくれました。感謝……。
ツアー日程も以下の6日間に無事決定!カレンダーをめくるごとに緊張と興奮が高まっていくのを感じました。

いよいよ渡航の日。筆者、Zie、AK.okamotoはツアー介し前日の4月18日(金)の昼に、Miuraは同日夜に出発しました。今回は珍しく羽田空港。成田と比べて近すぎて最高です。安さを追い求めた結果、アシアナ航空で韓国・金浦空港に渡り、そこから電車移動で仁川空港、からのシアトル・タコマ空港へ向かう謎ルートを選択。トランジットが8時間くらいあったので、束の間のソウルを楽しみました。ここ1年で飛行機乗りすぎ問題によりTrip.comのダイアモンド会員になってしまった筆者は、仁川でVIPルームに潜入するなどけっこう満喫できました。ちなみにVIPルームは食べ飲み放題のただのフードコートっていう感じで、セレブ感はゼロでした。ビールを無料で飲みまくれたので、なんでもいいですが。


仁川から10時間ほどのフライトでシアトルに到着。子供の頃にカナダに行ったことがあるのですが、国境が近いだけあって、針葉樹が生い茂っていてどこか侘しい、記憶の中のカナダの風景にそっくりで、少し懐かしさを覚えました。

そしてついに緊張の入国審査。別室送りからの強制送還という最悪な結末が頭を過り、ガチガチに緊張していたのですが、いくつか質問されただけであっさり終了。とりあえず滞在先と期間だけはしっかり言えるようにしておきましょう!

一安心したところでスマホを見るとJensenから連絡が来ており、Rajen(Bhatt)という人が迎えに来るとのこと。無事にピックアップしてもらい、「Iron Lung Records」のフェス「WHAT WE LIKE FEST」の会場へと向かいました。ちなみにRajenはボストン在住で、このフェスのために休暇を使ってシアトルに来たとのこと。地元はこっちなのかな?FRKSEという名義でインダストリアル・ノイズを作っているかたで、よく見たらだいぶ前からインスタで繋がってる人でした。世界は狭い。

空港から車で30分ほどで会場の「The Vera Project」に到着。500人キャパくらいの広い会場で、ただのヴェニューではなくアートスペースやシルクスクリーン工房なんかも併設している非営利アート団体とのこと。欧州編を読んでくださったかたはピンとくるかもしれませんが、オランダ・フローニンゲンの最高ヴェニュー「Vera」にアティテュードも雰囲気も似てるなーと思っていたら、正に「Vera」をモデルにして設立された場所らしい!素晴らしい空間すぎて、どうしても「東京にもこんな場所があったらな……」とワナビーしてしまいますね。ちなみにいわゆるall agesの会場なので酒類の販売はありませんでした。またトイレはすべてジェンダーレスでびっくり。本ツアーで訪れたヴェニューのほとんどがジェンダーレス・トイレを採用しており、西海岸アンダーグラウンドのリベラルな風を感じました。とはいえ慣れないとなかなか使いづらいというか落ち着かないなと思ったり……(笑)。





ちなみに「The Vera Project」はインディロック好きならお馴染みの「KEXP」や、映画『メン・イン・ブラック』(1997, バリー・ソネンフェルド監督)にも登場するスペースニードルのすぐそばにあるので、このエリアだけである程度シアトル観光も堪能できます。あと、シアトルというかワシントン州と言えば筆者が敬愛してやまないドラマ『ツイン・ピークス』(デヴィッド・リンチ監督)の舞台……。あのホテルやあの滝が車で数十分ぐらいのところにあるのですが、今回は時間がなくて断念……。次回は必ず……。



さて、「WHAT WE LIKE FEST」について少し説明を。開催期間は4月18日から20日までの3日間。メインの会場は「Vera」なのですが、深夜は会場を「The Black Lodge」に移動して朝まで開催という、主催者はいつ寝てるんだスケジュール。さらにまた別の会場では映画上映も行っているという異常なまでも詰め込みっぷり……。「Iron Lung Records」のバンド全員集合みたいな感じかと思いきや、そういうわけでもない絶妙なラインナップでした。

この日に出演するSLANTのみんなと久々に再会したり、個人的に注目していたデンバーのDIRECT THREATのメンバーと邂逅したり、JensenとJon(Kortland | IRON LUNG)とはじめまして(そう、実は直接会うのはこのときが初なのでした)したりしているうちにイベントのスタート時間に。なんと楽しみにしていたBOOTLICKER(2024年にしれっと来日していましたね)とPHYSIQUE(こちらもSCUMLAIDと共に来日済み。最高でした)がキャンセルになってしまったとのこと……。フェス初日はいきなり4バンドのコンパクトなショウに(笑)。

トッパーはシアトルのCRAWL SPACE。GAGのJose(Mora)、Casey(Shaw)在籍のハードコア・パンクで、ボストン・ハードコアや初期AGNOSTIC FRONTを感じさせつつも、音源のザラザラした質感そのままのノイジーなライヴでカッコよかったです。続くDIRECT THREATもOiパンクからの影響を色濃く感じさせるストレートなハードコア・パンクで最高でした。主観ですが、ここ数年でOiパンクを再解釈というか、フレイヴァを織り込む世界的な流れがあるなと思っていて、正にそういうアティテュードのバンドを生で観られてぶち上がりました。トリ前のSLANTも圧巻のライヴ!言うまでもなくアジアン・ハードコア・パンクの最高峰だと思います。なぜか本人たちは落ち込んでましたが(笑)。そしてラストを飾るのはもちろんIRON LUNG!実は筆者はこのときが初見だったのですが、恐ろしいまでに正確で神経質な異形のサウンドで唯一無二のすさまじいライヴでした。プロジェクターでAdobeの作業画面をずっと投射しながら演奏していたのも意味不明で怖かった(笑)。



この日はお客さんも濃い面々が集まっていたのですが、中でもここ数年ずっとKLONNSをピックアップしてくれている「CVLT Nation」のお2人についに会うことができて嬉しかったです。めちゃくちゃポップで陽気な人柄で、全然カルトじゃなくて安心しました(笑)。
終演後、フライトの疲れもあって別会場で行われる深夜イベントは諦めて、宿へ向かうことに。シアトルにいる間はJeffの親友でGAGの第6のメンバー的なナイスガイRobの家にステイさせていただきました。人懐っこすぎる犬と猫もいて最高……。ちなみにBRAVE OUTもこの家に泊まったそうです。シャワーを浴びて就寝!いよいよ明日からツアー・スタートです。


午前中に起床。1階に降りるとGAGのAdam(Barnes)がいてびっくり。このときまで知らなかったのですが、Adamは最近ルイジアナ州のほうに引っ越しており、筆者らと同じくシアトル滞在中はRob宅に泊まるとのこと。引っ越しの理由を尋ねると「愛ゆえに……」という『北斗の拳』ばりの渋いセリフをかましてくれてカッコよかったです(笑)。ちなみにJeffも現在はLA在住なのでRob宅に泊まってました。GAGは現在、けっこう遠距離バンドのようです。

近所のコーヒー・スタンドで朝食を摂ったあと、会場入りまで時間があるためJeffがシアトルを案内してくれることに。「Singles Going Steady」というJeffがティーンのときから通っているというパンクのレコード・ショップとシアトル名物「Sub Pop」のアンテナショップ(?)を物色した後、観光名所パイク・プレイス・マーケットへ。余談ですがシアトルは山のかたちをした地形に街が作られているため、やたら傾斜のきつい坂が多いのが印象的でした。




パイク・プレイス・マーケットは1907年に設立された米国最古のファーマーズ・マーケット。肉、魚、野菜あらゆる食品が立ち並ぶ中、ストリート・ミュージシャンとかもいて、まるで年中お祭りをやっているかのような喧噪でした。オールドなアメリカ風デザインもかなり残っていて、まさに観光スポットという感じ。唐揚げ棒レベル100みたいな串焼きチキンを食べてみましたが、ワイルドな味でおいしかったです。また「スターバックス」の1号店もこの場所にあり、観光地と化しているのですが、Jeffと「スタバとか行かないよね」なんて話をしたり。少し歩いたところにあるコーヒー・スタンドでカフェインをゲットし、一度Rob宅に戻って荷造りしてから「The Vera Project」へ向かいました。




会場に到着し、早速サウンドチェックに取り掛かりました。しかし、楽器を貸してくれるはずのJeff以外のGAG一行がまだ到着しておらず、しょうがないので対バンのMANGLED STATEのメンバーに一旦楽器を借りることに(笑)。借りてそのままの状態の弦楽器半音下げで演奏したら、いつもよりヘヴィ(あたりまえすぎる)でウケました。ちなみに本ツアーでまともにサウンドチェックしたのはこの日だけ。基本、トッパーのバンドだけサウンドチェックしてPAが基本的な音を作り、あとは本番直前に軽く音出しのみが通例のようです。Jeffになぜサウンドチェックをやらないのか聞くと「疲れるじゃん?」とのこと(笑)。たしかにね。

会場がオープンしてしばらくするとGAGの他の面々と再会!前のベースのPaden(Reed)は東海岸に引っ越してしまったため、新メンバーとしてLandon(Boyd | END OF DAYZ)が加入したとのこと。あと、実はギターのCaseyとは2023年の来日時にはあまり喋る機会がなかったのですが、めちゃくちゃフレンドリー & オタクで助かりました。物販ブースでずっとラジコンで遊んでいて最高(笑)。また、SLANT、BLACK HOLE小坂さん、さらに昨年東京で共演して仲良くなったKEVLER UPPERも来ていたので、なんだか初めて来た街という感じがしなかったです。

イベントがスタートし、トッパーはシアトル / タコマのENDLESS JOY。先日「Iron Lung Records」からのリリースが発表されましたが、この時点では全く知らないバンド。と思ったらドラムはJensen、ギターは元GAGのIan(Jeffries)でした。そのサウンドはシンプルな4人編成から繰り出される異形のハードコア・パンク。シンプルなUSハードコア・パンクが基盤にありつつ、なんとも形容しがたい捻じれというかうねりがあって、めちゃくちゃカッコ良かったです。同郷の先達COLD SWEATにも通じるところがあるかも(こちらもJensenがドラムですね)。あと、ちょっとENCROACHEDっぽい荒涼とした感じがあるかなとかも思いつつ。
続くロサンゼルスのKEVLAR UPPERは、クラストコアからの影響も感じさせつつ、10年代「Youth Attack」感強めの猪突猛進土石流サウンドで流石でした。たまに来るミッドテンポ・パートもアツい。彼らは人柄も最高で、メンバーにDJやハリウッド俳優がいる感じもおもしろい。特にヴォーカルのAlexはノイズ / インダストリアルや「Posh Isolation」(大変残念ながらレーベル活動終了……泣)周辺も大好きなので非常に筆者と話が合う……。ULTRASをはじめとするメンバー被りまくりの別バンドもだいたいかっこいいので、みなさん彼らの周辺をぜひチェックしてください!

次はテキサスのMANGLED STATE。昨年の来日時に見逃していたのですが、100% Youth Attackな極悪ロウハードコアで凄まじかったです。着ているシャツもBEHERITとかでなるほどと思いました。
そしてミルウォーキーのINNUENDO。「Unlawful Assembly」と「Roachleg Records」の共同でリリースされたLPがかなり良かったので楽しみにしていたのですが、期待を裏切らないシンプルながらフックのあるハードコア・パンクで素晴らしかったです。自分らの出番の前だったのでゆっくり観れなかったのが残念……。
そんなこんなでついに我々KLONNSの出番に……。ツアー初日でいきなりデカ箱だったので、やや距離感が掴めない感じもしましたが、無事にブチかましました。終演後にステージ袖でGAGのメンバーたちがミネラル・ウォーターを持って待ち構えていてくれて嬉しかったです。

この日のトリはもちろんGAG!彼らの地元ワシントンで観るGAGは、言うまでもなく格別。筆者は普通に彼らのファンなので、これから6日連続でライブを観られるだけでもアメリカに来た甲斐があったというもの……。圧巻のハードコア・ショウでした。

イベントは無事終わり、マーチの売れ行きも好調!あちらこちらで談笑しているうちに夜も更けていきました。余談ですがYeji(SLANT)が日本語をかなり喋れるようになっていて驚きました。前からこんなに喋れたっけ?あと、楽屋に荷物を取りに行ったらAdamとCaseyがお互いのゴアテックス・ジャケットにペットボトルの水をニヤニヤしながらかけ合っていて意味不明でした。デヴィッド・リンチの悪夢の中に迷い込んだかのようだ……。
かなり疲れていたのですが、どうしても深夜イベントのほうも行きたかったので、気合いで突入することに。なぜならば、深夜会場の「The Black Lodge」は名前の時点でお察しなのですが、『ツイン・ピークス』のあの赤い部屋をモチーフにしたトンデモ・サブカル・ヴェニュー(笑)。出演ラインナップ的にもさることながら、さすがに行くしかない……!Jeffに車で送ってもらい(まじで感謝)、レッド・ルームに潜入!

ステージ背景は“あの”赤いカーテン、床は無論“あの”模様で、内装の再現度かなり高めで笑いました。キャパシティとしては100~200人規模くらいの広くはない会場という印象。ちなみに「The Vera Project」の系列店のようです。こちらもall agesのためドリンクの販売等はしておらず、誰でも飲んでいいウォーター・サーバーのみが設置されていました。健康的。

トッパーのREALITY'S DEMISEは残念ながら間に合わず。CADAVER DOG、SPINE、RAW BREEDなどカンザス / デンバー・ハードコア・シーンの要人たちによる新バンドのようです。どれも好きなバンドなので観たかった……。近々正式音源がリリースされるらしいです。筆者たちが到着したのは、ちょうど2番手のRETIREMENTが始まるあたりでした。彼らはオレゴン州ポートランドのバンドで、CRIMINAL DAMAGEのメンバーも在籍しているらしいので、世代は一回りくらいは上かと思われます。彼らもENDLESS JOYに通ずるカオティックに捻じれた邪悪なハードコア・パンクで最高。Miuraも興奮していました。少し「Ebullition Records」的な感触もあるかも?彼らとは以前からSNSを通じて交流があったのですが、会場激混みにつき喋り損ねてしまったのが残念……。

次はNECRON 9。彼らもINNUENDOと同じく「Unlawful Assembly」からリリースするウィスコンシン州ミルウォーキーのハードコア・パンク・バンドで、メンバーのほとんどがINNUENDOと被っていました。そして彼らが本ツアーで観たバンドの中でベスト級にカッコよかった……!吹き荒れる猛烈Dビートの嵐をシンガーが軽やかに舞う、ピュアで完璧なハードコア・パンク!クラストっぽい黒さはなく、正にロウなUSハードコア・パンクという印象。個人的には音源よりもはるかにライヴが良かったです。思わずTシャツをゲット。Adamもピットインしていました。ちなみにシンガーのKaiくんはお母さんが日本人で、幼少の頃に横浜に住んでいた時期があるとのこと。是非とも日本ツアーをやってほしいです!

トリを飾るのはデンバーのベテラン・ハードコア・バンドCADAVER DOG。10年代「Youth Attack」を代表するといっても過言ではないバンドです。ライヴを観るのは2019年の来日ツアーの東京・吉祥寺公演(この日がSOILED HATEの1stショウでしたねちなみに)以来だったのですが、シンガーの容貌が変わりすぎていて完全に誰?状態(笑)。知らないバンドが始まったかと思った……。当時はミリタリー風な角刈りだったと思うのですが、ロン毛ヒッピー・パーマ(失礼)になっていました。同郷の若手であるDIRECT THREATのメンバーたちがこぞってモッシュしまくってて、デンバー・ハードコアの血脈を感じて謎に感動しました。

気付けばもう深夜。ずっと連絡を取っていたFASHION CHANGEのRyan(Mathews)とも会うことができて気分も上々だったのですが、翌日もあるのでそろそろ帰ることに。Uberで呼んだタクシーがなかなか来ず、肌寒い路上でけっこうな時間待たされましたが、無事帰宅。シャワーを浴びて即就寝!翌日はオレゴン州ポートランドへ!

つづく……
2025年12月13日(土)
東京 渋谷 Spotify O-nest
開場 12:00 / 開演 12:30
前売 5,000円 / 当日 6,000円(税込 / 別途ドリンク代600円)
https://newrealmfest-jphc.stores.jp/items/68b111cb3fed3c53461a667f
[Live]
BIB / THE BREATH / Bruo / DESTINY BOND / DIKTATOR / DOLDREY / G*U*N*N / HONG! / House Of The Blood Choir / 鏡 KAGAMI / KLONNS / MASSPRESS / MurakuMo / MYSTIQUE / nervous light of sunday / SANOA / SEUDO YOUTH / SHUT YOUR MOUTH / THE SPIT / UNDERSCREEN / ZETTON
[Food]
豚富
[Flyer]
Kaya Nanba
