more eazeとclaire rousayがコラボレート作品『no floor』をThrill Jockeyリリース CDエディションもHEADZより発売


 かねてより10余年に亘ってコラボレーションを続け、「Ecstatic」「Orange Milk Records」や自主レーベル「new computer girls ltd」などから作品を発表してきたMari Maurice aka more eazeとclaire rousayが、新たな合作『no floor』を3月21日(金)に「Thrill Jockey」からリリース。日本のみのCDエディション(THRILL-JP 61 | HEADZ 267 1,900円 + 税)も「HEADZ」より同日に発売されます。

 かつては共に米サンアントニオTXで活動していた両者。現在はMauriceがNY、rousayはLAで活動しながらも、サンアントニオの思い出の地にちなんだタイトルの楽曲が並ぶ『no floor』には、全5曲のインストゥルメンタルを収録。同作についてMauriceはすべての曲のタイトルは、私たちがよく通ったバーにちなんで名付けられていて、まさに友情の探求なんです、rousayは常に近いところにいた私たちが、離れて暮らすようになり、さまざまなシーンに関わるようになるにつれて、私たちはより真剣な会話をするようになりましたとコメントしています。CDエディションには、よろすずと岡村詩野による詳細なライナーノーツを同梱。

more eaze & claire rousay

本作に至っては両者の作家性は完全に溶け合っている〜このような音楽的な「溶け合い」は、両者の関係性の一層の深化から生まれた、本作の最大の魅力といえるだろう。そう、『no floor』は間違いなく、これまでの両者の作品でも最も親密なまどろみに根差した一作なのだ。
――よろすず

かつて、テキサスはサンアントニオの刺激的な音楽シーンを伝えてくれていたふたりは、今はもう別々の場所に移っている。しかし、境界を超え、時代も超え、さらには手法やプロセスもできるだけ解き放ったところで彼女たちはこれまで以上に自由に跳躍している。本作はそんな事実を2025年の今伝えてくれる重要作だ。ここにはもうただ“音楽”しかない。
――岡村詩野

more eazeことマリ・モーリス・ルビオと、クレア・ラウジーは継続的にコラボレーションを行ってきた。
これは二人から届いた最新の便り。
アンビエントでヒプノティックでイマジナティブ、ガスター・デル・ソルが好きだった人には特にオススメ!

――佐々木 敦 (HEADZ)

more eaze & claire rousay 'no floor'■ 2025年3月21日(金)発売
more eaze & claire rousay
『no floor』

CD THRILL-JP 61 | HEADZ 267 1,900円 + 税
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[収録曲]
01. hopfields
02. kinda tropical
03.. the applebees outside kalamazoo, michigan
04. limelight, illegally
05. lowcountry

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