NRQが4thアルバム『レトロニム』のヴァイナル・エディションをリリース 発売記念公演に片想いが出演


Photo ©中尾勘二

 昨年は目下最新作『new residence』をカセットテープ・フォーマットで発表して好評を博したNRQ(服部将典 + 牧野琢磨 + 中尾勘二 + 吉田悠樹)が、2018年に発表した4thフル・アルバム『レトロニム』のヴァイナル・エディション(PLP-8309 4,200円 + 税 | 初回生産限定盤)をリリース。3月4日(水)より販売が開始されています。

 矢島一希によるカヴァー・アートが鮮烈な印象を残す同作は、エマーソン北村、遠藤里美、おきょん、王舟、谷口 雄をゲスト・プレイヤーに迎えて制作され、レコーディング / ミキシングを大城 真(夏の大△ | BasicFunction)、マスタリングを原 真人が手掛けた作品。ヴァイナル化にあたってトラックリストが大幅に変更され、新たな解釈で鑑賞できる内容となっています。発売に合わせ、メンバー・牧野による作品についての詳細なテキストも公開されています。

 また4月12日(日)には発売記念公演を東京・代官山 晴れたら空に豆まいてにて開催。NRQに加え、片想いの出演も決定しています。

「Retronym レトロニム」という言葉があることを初めて知ったのは、仕事でペンギンのことを調べていた時でした。曰く、今現在地球上にいる“ペンギン”とは本当は“ペンギン”ではないのだと。かつて地球上にいたオオウミガラスという鳥を人類は“ペンギン”と呼んでいて、今現在我々が“ペンギン”だと認識している鳥群はオオウミガラスに似ていたことから“ペンギン”と呼ばれるようになった。しかしオオウミガラスが絶滅した今となっては“ペンギン”という呼び名は我々が知っている“ペンギン”だけを指すようになってしまったのだと(さて何回ペンギンって言ったのでしょう?)。この話には静かな興奮を覚えました。我々が連環だと思っているもの、連環に似ているもの、継承あるいは一部継承を伴う断絶、そして断絶。それらを表す別の名前があると思ったからです。今回レコード化するにあたり、収録時間の関係から1曲省きました。驚いたことに、曲数を減らし、曲順を並び替えて頭から聴き返すと、アルバム全体が新鮮な響きをもって立ちあらわれてきました。記録されているものが単に楽音だけではなかったということも──判っていたつもりなんですが──身をもって解りました。皆様にも新しい体験としてこのアルバムを楽しんで頂けたら、バンド一同大変嬉しいです。制作に関わって頂いた方々には改めまして深く御礼申し上げます。何より聴いて頂いたあなたに、ありがとうございます。
――牧野琢磨

NRQ 4th Album『Retronym』レコード発売記念ライブNRQ
4th Album『Retronym』レコード発売記念ライブ

2026年4月12日(日)
東京 代官山 晴れたら空に豆まいて

開場 18:00 / 開演 18:30
前売 4,000円 / 当日 4,500円(税込 / 別途ドリンク代)
U25 2,800円(税込 / 別途ドリンク代)
予約

[出演]
片想い / NRQ

NRQ 'レトロニム' Vinyl Edition■ 2026年3月4日(水)発売
NRQ
『レトロニム』

Vinyl LP PLP-8309 4,200円 + 税
初回生産限定盤

[Side A]
01. ADHD
02. 三鷹の人
03. 在宅ワルツ
04. タト
05. Caminando Despacio

[Side B]
01. ナイトほ~ク
02. 小踊りぐらいは
03. Gauche
04. ロソロソ

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