文・撮影 | SAI
みなさん、お元気ですか。SAIです。前回の記事を書いたときから全く変わってないどころか緊急事態宣言が始まり、飲食店への規制が特に厳しくなり、なんだかなあ……という気持ちでおります。先日ツイートもしたのですが、コロナウイルスによるいろいろが収まったときに、行きたかったお店や好きだったお店がなくなってしまうのは悲しすぎるので、去年からチェーン店ではなく、ここに行こう!と理由があるお店でお金を使うようにしています。今回ご紹介するお店は特にそういう思いが強いお店です。
たまたま入った浅草での用事を終えた頃、何か食べようかなあ、なんて考えていたお昼過ぎ。そういえばヴィーガン・カフェを経営している友人が久々に投稿していたのを思い出し、インスタを開いてみました。
「PQ’s」を運営する世治くん(小林世治)、そしてミュージシャンでもあり、同店のマネジメントをしているAlmaちゃんは、Ms.MachineのMVの監督でもある石原 海ちゃんによる初映画作品『ガーデンアパート』で共演した友人たち。最近まで山で生活している投稿を見ていたので、ここで会う機会を逃したら、またしばらく会えなくなるかもな~という思いもあって、浅草をてくてく。
到着して久々に会う世治くんとAlmaちゃんから「SAIちゃんだー!」との反応でなんだかほっこり。リニューアル・オープンした「PQ’s」はめちゃくちゃパワーアップしていました。ご覧の通り広々としたスペース。
ここでイベント開いたら絶対良いよね~!と言ったら、世治くんとAlmaちゃんもそう考えていたらしく、カーテンは防音で、天井も吸音する作りだそうです!
さて、「PQ’s」のカレーなのですが、写真の通り、すんごい可愛い。前菜もスパイスが効いていて美味しかった……。アクリル板もしっかりあります。
ここまで可愛さがあるカレーを作れるって、やっぱりセンスだよなあ……なんて思いながら完食。「PQ’s」のインスタでは過去にサーブしていたのカレーの写真が公開されているのですが、なんかもう、色合いがPinterestとかにありそうですよね。“PQ’s Curry”というカテゴリができそうなくらい。そう思いながら「PQ’s」についていろいろ調べていたら、モデルの村田倫子さんが紹介している記事を発見!そうそう、空間自体がどこを切り取っても、絵になるんですよね。こういう美的センスを武器にお仕事しているかたも絶賛するお店なんです。この記事を見つけてなんだか嬉しくなっちゃいました。
食後はお店の写真を撮影させていただきました。本がたくさんあるカフェっていいですよね……。ご飯を食べに行くのも良いですが、今度はアイディアを考えたり、のんびりしにも行きたいなあ、なんて思いました。
〒110-0012 東京都台東区竜泉1-1-2
9:00-17:00
月火定休
※ 2021日5月11日(火)まで休業
※ 営業時間は変更となる場合があります。
https://jaghetersai.tumblr.com/
https://twitter.com/jaghetersai
2015年にバンドMs.Machineを東京にて結成。近年ではTOTAL CONTROLやUBIKといったオーストラリアのポストパンク・バンドと共演。米NYのメディア・コレクティヴ「8ball」やオンライン・メディア「CVLT Nation」のチャンネルにライヴ出演するなど、ボーダーを越えて活動している。2020年4月にはシングル『Lapin Kulta』をリリース。
ソロでは『Dröm Sött』を2019年8月にリリース。同年にフィリピンのバンドTHE MALE GAZEと共演。2020年はシングル『LIER』『スミノフ』などを発表し、7月にEP『瑞典春氷』をリリース。同作は『音楽と人』誌に掲載されるなど、大きな話題となっている。音楽活動以外では、中国の写真家Ren Hangの作品やインディペンデント・マガジン「CONTACT HIGH ZINE」にモデルとして参加。石原 海監督の映画『ガーデンアパート』に出演している。