栃木・足利を拠点に活動し、清涼感を伴う線と視点で主題を高強度に描き出すイラストレーターとしてのみならず、書籍 / 雑誌、フライヤー・アートや音楽作品のカヴァー・アートなどを数多く手掛けるグラフィック・デザイナーとしても知られる惣田紗希が、ソロ・エキシビション「わたしの身体はどこにある」を5月22日(木)から6月16日(月)にかけて東京・三軒茶屋の書店「twililight」にて開催。
東京では「街のゆくえ」(2014, 新代田 gallery commune | 現・幡ヶ谷)以来実に11年ぶりの個展となる「わたしの身体はどこにある」は、自己 / 他者身体表象、自己主体のディフェンドなどがテーマ。新作の展示に加え、会期2日目の5月23日(金)にはフェミニズム漫画『なかよしビッチ生活』(エトセトラブックス)を手掛ける漫画家・とれたてクラブを迎えてのトーク・イベントも実施されます。
■ 惣田紗希 個展
わたしの身体はどこにある
自分で認識する身体と、外から断定される身体の差異の間で線を揺らす
見つからない身体と、奪われた身体、無くなった身体の骨を辿る
歴史を知って、足元にある地層を想像する
2025年5月22日(木)-6月16日(月)
東京 三軒茶屋 twililight
12:00-21:00 | 火・第1, 第3水休
入場無料
[トーク・イベント]
とれたてクラブ + 惣田紗希「身体を辿る」
https://x.gd/nwVm2
2025年5月23日(金)
開場 19:00 / 開演 19:30
料金 2,000円(税込 / 別途ドリンク代) | 定員20名
予約 ignition.gallery@gmail.com
※ 件名をイベント名『身体を辿る』として、「お名前(ふりがな)」「お電話番号」「ご予約人数」を明記の上、メールをお送りください。
※ このメールアドレスが受信できるよう、受信設定のご確認をお願い致します。2日経っても返信がこない場合は、迷惑フォルダなどに入っている可能性がありますので、ご確認ください。
とれたてクラブ『なかよしビッチ生活』のキャッチコピーの一つは、「MY BODY , MY CHOICE , NOT YOURS !」。
グラフィックデザイナーでイラストレーターの惣田紗希さんも、自分の性や身体は自分で決定できる
権利があることを見失わないためのステッカー「MY BODY MY RIGHTS」を手掛けています。
身体が値づけされ、商品としてジャッジされる社会で、どうしたら私の身体の権利を守ることができるのか。
そして、とれたてクラブの漫画『祈りとスキンケア』にもあった朝鮮人虐殺の歴史、
荒川と群馬の追悼碑などについて、惣田さんも少しずつ辿っています。
『なかよしビッチ生活』が抵抗する異性愛主義の社会や、奪う / 奪われた歴史のなかで、
自分や隣合う人の身体、身体を描き表象することについて、語り合います。
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