昨年末に東京・西麻布 CALM & PUNK GALLERYにて個展「CHARAGRAPHY (キャラグラフィー)」を開催したピクセル・デザイナーten_do_ten(点)が、同展以来となるソロ・エキシビション「CHARAGRAMY (キャラグラミィー)」を東京・池尻大橋 PLATFORMにて10月27日(金)から11月10日(金)まで開催。
同展では、作家自身の思い入れが深いキャラクターをカリグラフィーのようにピクセルでデザインした「CHARAGRAPHY」でのスタイルに、編物、織物、刺繍を起源とするダイアグラムをミックスさせた作品を展示販売。会場内では、『ten_do_ten: 3×4 CALM & PUNK Book #1』(2022, CALM & PUNK Book)に続くアートブック『ten_do_ten: PORTRAIT CALM & PUNK Book #2』の先行販売も予定されています。
点のオール・オーバー・ザ・ワールドな大好きキャラクター達を、
書道って(カリグラフィって)図形った(ダイアグラムった)点の「キャラグラミィー」展。
「キャラグラフィー」は「カリグラフィー」な「キャラクター」
「キャラグラフィー」は「カリグラフィック」な「カリグラフィー」
「キャラグラミー」は「キャラグラフィー」に
「ダイアグラム(図形)」をパ~ラパラ。
英語で文字は “character”、英語でキャラクターは “character”、
英語で図形は “diagram”、前回は”CHARAGRAPHY”、今回は”CHARAGRAMY”。
紛らわしくてズビバセン!な、続編的な展示になります。
人類が洞窟でお絵かきを始めてから、その造形の大きな流れの一つに、
「編物」や「織物」や「刺繍」に代表される、糸を布をマチエルに使った造形があります。
ピクセルを使った造形はそんな「編物」や「織物」や「刺繍」にとてもよく似ています。
ピクセルスクリーンの方眼にピクセルを打っていく行為は、縦糸、横糸を軸にした布を編んだり、
一針一針刺繍していく行為と、ある意味ではシィミラーな関係です。
ただし、物質的なマチエルではなく、単にデータをエディットしているだけですが。
そして、どんな「文化」にも必ずある幾何学的な「図形の柄」、
「ストライプ」「格子」「水玉」「チェック」「小紋」etc…
それらはみんな「編物」や「織物」や「刺繍」から生まれてきた造形です。
いかに「有名性」を獲得するかを命題に、先人たちが生み出してきた古今東西の愛すべき
「キャラクター」達、そして「単純性」を極めた、ず~と僕らの友達、幾何学的な「図形の柄」。
「有名性」が主役でもなく「単純性」が主役でもない、そんな誰も見た事のない「キャラクター」に会いたくて、
相反する流れをもった「キャラクター」と「図形の柄」を「カリグラフィック」にピクセル・ミックス!
前回「キャラグラフィー」とは似ているようで一味違う「キャラグラミィー」に是非会いにきてくださいませ!
このエキシビジョンを
敬愛するデンマークの刺繍家、ゲルダ・ベングトソンに捧げます。
――点(ten_do_ten)
■ ten_do_ten
CHARAGRAMY
2023年10月27日(金)-11月10日(金)
東京・池尻大橋 PLATFORM
〒153-0044 東京都目黒区大橋2-6-14川俣ビルB1
13:00-19:00 | 水-日 | 月火休廊
[オープニング・レセプション]
2023年10月27日(金)18:00-
[クロージング・パーティ]
2023年11月10日(金)18:00-
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