中村照夫がフォト・エキシビション「Bridges of Madison County」を東京・渋谷 Bankrobber LABOにて開催


 1960年代に米ニューヨークにて活動を開始し、60年強が経過した現在も第一線で活躍するレジェンダリーなジャズ・ベーシスト / 音楽プロデューサー・中村照夫が、写真家としてのソロ・エキシビション「Bridges of Madison County」を5月23日(金)から6月2日(月)にかけて東京・渋谷 Bankrobber LABO(HMV record shop 渋谷)にて開催。

 昨年の「NY Groove 24」に続く写真展「Bridges of Madison County」には、ロバート・ジェームズ・ウォラーによる小説『マディソン郡の橋』(1992)のアンソロジーとして中村がプロデュースしたイメージ・アルバム『マディソン郡の橋』(1994, Better Days | 日本コロムビア)を制作する際に訪れたアイオワ州はマディソン・ウィンターセットで撮影した写真を出展。プリントは代引きでの通信販売も可能です。

| 小説 "マディソン郡の橋" の物語
 イタリアからやってきて夫や子どもとともにアイオワ州マディソン郡に住んでいる女性フランチェスカ・ジョンソンが、家族の留守中にこの郡にある屋根付橋の撮影にやってきた写真家ロバート・キンケイドと出会い、恋に落ちる。4日間の情事の末、ふたりは結局別れることになる。ロバートの死後にフランチェスカは亡き恋人の遺品を受け取る。ロバートは死後、火葬にされ、屋根付橋であるローズマン・ブリッジで散骨されていた。フランチェスカは死後、火葬にして灰をローズマン・ブリッジに撒いてほしいという遺言を残して亡くなる。
 そもそも、この物語は真夏のマディソン郡で起こった不倫のストーリー。しかしこの私のレコードプロジェクトは冬に始まり春の初めにアルバムは完成した。マディソン郡の本は世界中でビッグヒット中でアルバムは至急リリースする必要があったのである。とにかく、アルバムのカバーの写真が必要だった、
 それでスタッフを連れて真冬のマディソン郡に出かけたのである。

New York Groove 25
Contingency Emotion Encounter Bridges of Madison County
Photo by Teruo Nakamura Exhibition
https://www.hmv.co.jp/news/article/230421155#teruo

2025年5月23日(金)-6月2日(月)
東京 渋谷 Bankrobber LABO (HMV record shop 渋谷)

〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町36-2 ノア渋谷 1F / 2F
11:00-21:00
入場無料

Special Thanks To: Flamed by Senbi (永福町)
Printed by Seiko Copy Service Hisao Suzuki (神田, 須田町)
Small Photo Printed by Mitsunori Sakamoto

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