XXXTentacion評伝『ぜんぶ間違ってやれ――XXXテンタシオン・アゲインスト・ザ・ワールド』刊行

　2018年の急逝後も、同年発表のアルバム『Skins』が好評を博し、今年もファイナル・アルバムにあたる『Bad Vibes Forever』のリリースが話題となっているXXXTentacion。その評伝『ぜんぶ間違ってやれ――XXXテンタシオン・アゲインスト・ザ・ワールド Every Thing Wrong!: XXXTentacion Against the World』の日本語版（ISBN 978-4-909483-77-5 | 2,300円 + 税）が11月25日（水）に発売。

　同書は、2016年刊行の単著『くたばれインターネット I Hate the Internet』で注目を浴びた小説家ジャレット・コベック（Jarett Kobek）が、事実や実際の発言に基づいて書き上げたもの。翻訳は、自身も小説家として活躍する浅倉卓弥。巻末には二木 信による解説も収録されています。

■ 2020年11月25日（水）発売
ジャレット・コベック
『ぜんぶ間違ってやれ――XXXテンタシオン・アゲインスト・ザ・ワールド』
訳 浅倉卓弥 | 解説 二木 信
ISBN 978-4-909483-77-5 | 2,300円 + 税
http://www.ele-king.net/books/007899/

［目次］
| 一章 今再びこのアメリカを驚愕せしめん
| 二章 本当っぽい方がいい
| 三章 息絶え絶えになお叫びつつ
| 四章 汝（なれ）は吸血鬼（ヴァンパイア）なるか？ / 嬰児（みどりご）の我は死と歩む
| 五章 保護観察
| 六章 #予期せぬ結抹・
| 七章 魔女とのまXぐXわXい
| 八章 歩哨（センティネル）の丘──ウィルバー・ウェイトリーと限りない空虚（ヨグ=ソトース）とともに
| 九章 ベイビー・イッツ・ユー
| 十章 ジュネーヴァ
| 十一章 我痛みを知るより先に朽ち果つるを望む
| 十二章 死走

| 訳者あとがき
| 解説 二木 信