やくしまるえつこのバイオアート作品『わたしは人類』、森美術館と金沢21世紀美術館でのデュアル展示が決定


 “人類滅亡後の音楽”をコンセプトに、楽曲のみならず暗号化した楽曲をDNAにコーディングした遺伝子組換え微生物も発表して話題を呼び、2017年に国際的な科学芸術アウォード「Ars Electronica」にて“Starts Prize”グランプリを受賞しているやくしまるえつこのバイオアート作品『わたしは人類』が、9月14日(土)から12月19日(木)まで石川・金沢21世紀美術館、11月19日(火)から2020年3月29日(日)まで東京・六本木 森美術館に展示されます。

 『わたしは人類』をコレクション作品としても収蔵する金沢21世紀美術館では、同館の開館15周年を記念したエキシビション「現在地: 未来の地図を描くために[1]」内での展示。森美術館は、テクノロジーがもたらすであろう未来のヴィジョンを模索する企画展「未来と芸術展: AI、ロボット、都市、生命――人は明日どう生きるのか」内での展示となります。

 国内では初の経済産業大臣からの大臣認可を受け、世界初のDNAを記録メディアとして用いる音楽作品となった微生物エディションの『わたしは人類』は、シアノバクテリア(藍藻)の一種であるシネココッカスの塩基配列から制作した楽曲が人工合成DNAとして染色体に組み込まれています。

金沢21世紀美術館
開館15周年記念 現在地: 未来の地図を描くために[1]
https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=17&d=1770

2019年9月14日(土)-12月19日(木)
石川 金沢21世紀美術館
10:00-18:00(金土 -20:00)
休廊: 月(9月16日, 23日, 10月14日, 28日, 11月4日除く), 9月17日(火), 24日(火), 10月15日(火), 11月5日(火)

※ お問い合わせ: 金沢21世紀美術館 076-220-2800

森美術館
未来と芸術展: AI、ロボット、都市、生命――人は明日どう生きるのか
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/future_art/index.html

2019年11月19日(火)-2020年3月29日(日)
東京 六本木 森美術館
10:00-22:00(最終入館 21:30)
※ 火のみ -17:00(最終入館 16:30)
※ 11月19日(火), 12月31日(火), 2月11日(火・祝) -22:00まで(最終入館 21:30)
会期中無休

※ お問い合わせ: ハローダイヤル 03-5777-8600

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やくしまるえつこ Official Site | http://yakushimaruetsuko.com/