AHMED MANNAN、玉住 聖が二人展「容器で繕う」を大阪・粉浜 art gallery opaltimesにて開催


 昨年は10月に東京・半蔵門 MATTERにて個展「私の好きな食べ物は」を開催したAHMED MANNAN(アハメッド・マナン)と、同年1月に個展「Drawing Memory」を大阪・西心斎橋 lollapaloozaにて開催している玉住 聖(たまずみ ひじり)が、二人展「容器で繕う」を大阪・粉浜 art gallery opaltimesにて10月14日(土)から29日(日)まで開催。

 “自分達の部屋を作ろう(繕う)”をコンセプトに制作された同展では、ギャラリーを容器に見立てて両者の“部屋”を表現。絵画、陶芸作品に加え、家具、ラグマット状の作品なども出展されます。フライヤー・デザインは久保海音によるもの。

「容器で繕う」展示ステートメント

今回の展示を行うにあたり、活動拠点が互いに離れていて頻繁に会うことは出来なかったので基本的に電話のやり取りのみで展示の話し合いを行っていた。互いの人となりや作品、このギャラリーの事は共に10代の時から知ってはいたが、数年の時間を経ていざ一緒に展示をするとなると、普段は趣味や他愛も無い話で盛り上がれる筈の2人とは思えない程に不自然で蕪雑なコミニュケーションが始まった。
2人で話し合いを重ねていくと、絵画というメディアを主に扱う部分で共通点は有るが、住む場所も普段の制作コンセプトも違う互いをどう纏めるかという事に話の主軸が置かれていき、2人で意見を出し合う中で展示空間を容器と見立てて、その容器の中で共にどの様な場を作れるのかという所に話が飛んで、最終的には「自分達の部屋を作ろう(繕う)」という結論に落ち着いた。
私達は容器の中で部屋を作る為にイメージを出し合い、造形言語や解釈を確かめ合いながら容器の中で持ち寄った制作物を配置する。絵画を壁にかける所から始まり、陶芸や家具を配置し、2人で自作したラグマットも床に敷いて急拵えではあるが部屋を繕っていく(作っていく)。
2人の曖昧なキャッチボールは続き、互いに慣れているメディアや慣れないメディアでの制作が曖昧さに拍車を掛け、2人の足場はガタガタと揺れながらも、なんとかグズグズな部屋を作る。
扱うメディアが似通っているだけだからこそ、容器という纏められる性質を持つ場所の中に自分達は放り込まれに行ったのかも知れない。
『こうでもない』、『ああでもない』と言いながら、どうせ消える部屋を見知った容器の中で考え繕う。

AHMED MANNAN・玉住聖 二人展
容器で繕う

2023年10月14日(土)-29日(日)
大阪 粉浜 art gallery opaltimes

〒559-0001 大阪市住之江区粉浜1-12-1
月木金 13:00-17:00
土日祝 13:00-19:00
火水定休

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