A.ホドロフスキー監督最新作『ホドロフスキーのサイコマジック』日本初上映 岡村靖幸と津田大介のトーク・イベント開催


©SATORI FILMS FRANCE 2019 ©Pascale Montandon-Jodorowsky

 近作『リアリティのダンス』(2013)、『エンドレス・ポエトリー』(2016)がいずれも話題作となったアレハンドロ・ホドロフスキー監督が今年、自身考案の心理療法“サイコマジック”での診療の様子を捉えた最新作『ホドロフスキーのサイコマジック』(原題『Psychomagic, An Art That Heals』)を発表。同作の日本初上映が、「あいちトリエンナーレ2019」映像プログラムの一環として9月16日(月・祝)に愛知・名古屋 愛知芸術文化センター アートスペースAにて実施されます。

 “サイコマジック”療法の記録映像と自身の過去作を比較し、自作がいかに“サイコマジック”のテクニークに裏打ちされているかを解明する『ホドロフスキーのサイコマジック』。日本初上映の終了後には、『リアリティのダンス』日本公開時に『TV Bros.』(東京ニュース通信社)誌上でホドロフスキーと対談した岡村靖幸(対談は岡村の単著『あの娘と、遅刻と、勉強と』にも収録)と、「あいちトリエンナーレ2019」芸術監督・津田大介によるトーク・イベントの開催も決定しています。『ホドロフスキーのサイコマジック』は、日本初上映後も「あいちトリエンナーレ2019」内同会場で9月20日(金)17:00、9月23日(月・祝)17:00に上映。一般上映はUPLINK配給で2020年に公開予定。

 なお岡村は10月より秋のツアー「やばいよ!この気持ち。」を開催。10月6日(日)愛知・名古屋 Zepp Nagoya、19日(土)東京・お台場 Zepp DiverCity、29日(火)・30日(水)東京・中野サンプラザ、11月4日(月)大阪・難波 Zepp Nambaの5公演が発表されています。

岡村靖幸 あいちトリエンナーレ 映像プログラム
『ホドロフスキーのサイコマジック』サプライズ・トークイベント
岡村靖幸(音楽家) × 津田大介(あいちトリエンナーレ2019芸術監督)
https://www.uplink.co.jp/news/2019/53235

2019年9月16日(月・祝)
愛知 名古屋 愛知芸術文化センター アートスペースA

| 『ホドロフスキーのサイコマジック』上映 17:30-
| トークイベント 19:15頃-(約45分間)

※ あいちトリエンナーレ2019国際現代美術展のチケットで入場可
※ 9月16日(月・祝)10:30から愛知芸術文化センター 12FアートスペースA受付にて入場整理券の配布を開始予定

『ホドロフスキーのサイコマジック』上映スケジュール
愛知 名古屋 愛知芸術文化センター アートスペースA
2019年9月20日(金)17:00-
2019年9月23日(月・祝)17:00-

『ホドロフスキーのサイコマジック』 | ©SATORI FILMS FRANCE 2019 ©Pascale Montandon-Jodorowsky 『ホドロフスキーのサイコマジック』
2020年公開

監督:アレハンドロ・ホドロフスキー
2019 | フランス | 100分 | 5.1ch

[あらすじ]
アレハンドロ・ホドロフスキー監督最新作として完成した『ホドロフスキーのサイコマジック』は、彼自身が考案した心理療法「サイコマジック」の、実際の診療の様子を紹介する映画体験。過去の監督作品の映像素材も加え、ホドロフスキー映画における数々のシーンが、いかに「サイコマジック」という技法によって貫かれているかが解き明かされてゆく。彼は、自身をフロイトと対置した上で、「サイコマジック」は科学が基礎とされる精神分析的なセラピーではなく、アートとしてのアプローチから生まれたセラピーであると語る。長年にわたり個人のトラウマに応答する一方、社会的な実践「ソーシャルサイコマジック」を展開する様子を提示する。

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