40周年を迎えたリドリー・スコット『エイリアン』の舞台裏に迫る『メイキング・オブ・エイリアン』日本語版発売


 『プロメテウス』(2012)、『エイリアン: コヴェナント』(2017)でリドリー・スコットが監督に復帰し、近年続編についても監督自身が言及している“エイリアン”シリーズ。その原点にして、1979年の初公開から今年で40年目のアニヴァーサリーを迎えたシガニー・ウィーバー主演『エイリアン』の舞台裏に迫るJ. W. リンズラー著『メイキング・オブ・エイリアン』が、日本語版(玄光社 | A4横判 336頁 | 6,000円 + 税)となって11月16日(土)に発売。

 同書では、『メイキング・オブ・スター・ウォーズ -映画誕生の知られざる舞台裏-』(小学館プロダクション, 2008)での取材が好評を博したリンズラーが、主要スタッフへのインタビューや証言を基に、20世紀フォックス所有の秘蔵資料、スコット監督が直々に提供したイラストや写真など貴重な図版を交えて書き上げたもの。愚作化が免れない状態から、SFシチュエーション・ホラーの金字塔としてのみならず、誰もが知る70s映画のひとつとして歴史に名を残す作品となるまでの制作秘話が記されています。翻訳はジーナ・マッキンタイヤー著『ギレルモ・デル・トロのシェイプ・オブ・ウォーター』(DU BOOKS, 2018)が話題となった阿部清美。

■ 2019年11月16日(土)発売
J. W. リンズラー 著 / 阿部清美 訳
『メイキング・オブ・エイリアン』

玄光社 | A4横判 336頁 | 6,000円 + 税
ISBN 978-4-7683-1259-9

http://www.genkosha.co.jp/gmook/?p=20321

主な内容
| 「ひどいクオリティ」と言われていた最初の脚本
| 現場で進行するシガニー・ウィーヴァーいじめ
| 「俺は死なない」と言い出す犠牲者役
| 言うことを聞かない猫、次々と倒れる役者
| クリーチャーデザインを競うアーティストたち

Gallery

玄光社 Official Site | http://www.genkosha.co.jp/