伊東篤宏が展覧会「視覚的な悦びのための装置」を東京・恵比寿 浮遊ギャラリー / などや恵比寿にて開催


 4月に東京・銀座 Gallery SIACCAにて平面作品でのソロ・エキシビションを開催したオプトロン奏者 / 美術家・伊東篤宏が、6月6日(日)から7月4日(日)にかけて東京・恵比寿 浮遊ギャラリー(などや恵比寿 2F)にて展覧会「A DEVICE FOR VISUAL ECSTASY -視覚的な悦びのための装置-」を開催(金土日 14:00-21:00 開廊)。

 閉鎖空間ではなく、パブリック・スペースに向けて開口した特異な構造の浮遊ギャラリーで実施される同展では、ギャラリー、ライヴハウス、クラブ等の環境を問わず用いられ、伊東のトレードマークとなっているオプティカル・サウンド・デヴァイス“オプトロン(OPTRON)”でのインスタレーションと、平面のドローイング作品を併展​。会期中はゲストを迎えてのオプトロン演奏パフォーマンスも予定されています。6月11日に行われたセッションには中原昌也が出演し、来る19日(土)にはGOMAが出演。パフォーマンスの模様はYouTubeおよびInstagramでのライヴ配信も実施されます。スケジュールはSNSにて告知。

伊東篤宏「A DEVICE FOR VISUAL ECSTASY -視覚的な悦びのための装置-」
courtesy nadoya | photo by Daisuke Ohki

私の制作する(ライヴパフォーマンスも含めた)作品の表現、表出は、今も昔も直接的な社会的意図やメッセージはほぼ皆無といっても過言ではありません。勿論、日常生活を送っている上で社会的状況に全く影響を受けずに作品制作やライヴを行う事は出来ませんし、敢えて遠ざける必要もありませんが、極力社会的なトピックスを直接扱う事や、怒りや悲しみや諦め等を制作のテーマや原動力にせず、出来得る限り私個人の視聴覚における快感原則に従い、目や耳の歓びを目論み制作、提示する様に心がけています。我々を取り巻く社会的現状はどう贔屓目に見ても酷いと言わざるを得ない世の中ではありますが、そんな状況下、などや恵比寿に設置された「視覚的な悦びの為の装置」の数々を少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
――伊東篤宏

伊東篤宏『DRMD-NP-7』2021伊東篤宏
視覚的な悦びの為の装置
A DEVICE FOR VISUAL ECSTASY

2021年6月6日(日)-7月4日(日)
東京 恵比寿 浮遊ギャラリー (などや恵比寿 2F)
金土日 14:00-21:00

主催: などや, nanzo Inc.
プロデュース: 遠藤 豊 (LUFTZUG) / 岡村俊輔

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